- 投稿 2017/04/15 更新
- 松本市
松本市の郊外、里山辺にある兎川霊瑞寺(とせんれいずいじ)では老しだれ桜が一足早く満開になっています。
城下町として発展した松本には市内のいたるところにお寺や神社があります。お寺や神社にはやはり桜が似合いますね。
樹齢200年ほどの老しだれ桜は今が満開
樹齢200年ほどの老しだれ桜は今が満開です。
安養寺のしだれ桜は現在の樹齢が500年ほどといいます。一般的なソメイヨシノは寿命が50年ほどといいますから、しだれ桜って寿命が長いんですね。
背が低く横に広がったしだれ桜は、枝が花の重さに堪えきれない様子で、何本かの木の柱で下から支えられています。
訪れる人も少なく、時々近所の人が散歩の途中で寄ってはスマホで写真に収めています。
この日は1日雨の予報でしたが、午前中少し雨が降った程度で午後からは陽が射していました。やはり桜には青空が似合います。周囲の松の濃い緑も鮮やかです。
しだれ桜に囲まれた可愛い狛犬を発見
注意して見ると中には狛犬が隠れています。こちらを睨んでいますが、威嚇している様子は心なしか緩んでいるような気がします。なんとも微笑ましい狛犬です。
幸せな狛犬ですね。きっとこの場がお気に入りで、離れたくないでしょうね。
実は向かって左側にも狛犬が鎮座していますが、まったく桜がないので誰も見向きもしません。少し可愛そうです。
駐車場がありますが、数台停められる程度です。夜間はライトアップもしているので是非お立ち寄りください。
松本には桜の名所がまだまだたくさんありそうです。短い期間ですが、回れるだけ回って写真に収めておこうと思います。