- 投稿 2017/06/25 更新
- 田舎のB級グルメ
最近松本でハマっている専門店があります。
それはこのサンドイッチ専門店、その名も「サンドイッチ プティグルメ開智店」です。
「プチ」じゃありません「プティ」です。
入り口に書いてある「Sandwich」は「サンドイッチ」と読めばよいのか、それとも「サンドウィッチ」と読むのか…どうでもいいことですけど、ちょっと悩みました。カナの表記がしてないので、とりあえずサンドイッチということにしときます。
サンドイッチ専門店と聞くと、外観は洋風な造りで内装は白を基調としたメルヘンチックなお城のような建物を勝手に想像してしまいます。
住宅街にたたずむ昔ながらの小さなお店
しかしプティグルメ開智店は違います!どちらかというと古びたコーポの1階に、全く目立たず、住宅街に溶け込むようにあります。隠れ家的という表現がぴったりです。暗くて中も見えず、お店の中は3人も入ればいっぱいになるぐらいの広さです。
そして近所の人達が足繁く通います。
そもそも開智店ということは、他にも本店やお店があるのか?ってツッコミたくなりますが、どうやらここだけのようです。以前違う所で営業していたのがこちらに引っ越してきた名残りのようです。詳しいことは分かりませんが。
ぼくが小さい頃、近所にはこういったパン屋さんが多くあったような気がします。日曜の朝になると母親から小銭を受け取って、その日の朝食べるパンを買いに行ってました。そんな懐かしさが残るお店が今でも田舎には残っています。
なかなか入るのに勇気が入りそうな店なんですが、思いきって入ってみて正解でした。
これぞ松本のB級グルメ!田舎っぽさ満載で大好きです。
すぐ近くには重要文化財の開智学校、中央図書館があります。
図書館へは時々行くんですが、前をいつも通るんですよね。昼過ぎに通ると閉店していることも多く、それで以前から気になっていたんです。
ラップで巻いてあるだけの簡素な包装です。これがまた手作り感いっぱいでいいですね。
買ったサンドイッチは小さな紙袋に入れてくれるんですが、何度も持ったりすると、どうしても途中で圧縮されて多少潰れてしまいます。
ラップをとって、いよいよサンドイッチをいただくことに!
両脇にかつサンドです。真ん中にはポテトサンドが挟まっています。食欲をそそる光景です!
昔懐かしい手作りのサンドイッチ
これがまたんとも手作り感いっぱいでウマし!
小学生の頃、母親にサンドイッチを作ってもらったことを思い出します。マーガリンを薄く塗って、中には多めにサラダ入れます。そして湿った手ぬぐいで包んで、しばらくそのままにしておくと中の具材とパンがよく馴染むんですよね。
サンドイッチが何段にもなって高く積まれた光景を思い出します。
遠足というと、たしか我が家ではおにぎりだったような気がします。どういう行事でサンドイッチを作ってくれたのかな?…懐かしさでちょっとウルウル、なんて(笑)。
プティグルメのサンドイッチはとにかく懐かしい!昭和の匂いでいっぱいの純日本風サンドイッチです。
こちらはフルーツサンドです。見た感じ、まさか柿が入っているのか?って思いましたが、季節から言ってそんなことはないでしょ!やっぱりメロンでした。しかもかなりの肉厚です。
中を確認することを忘れてしまいましたが、パイナップルも入っていたと思います、あとイチゴも入っていたような…肉厚のメロンが詰まっていたのは確かですが。
メロンも水分をよくきってあるようでベチャッとはしてません。生クリームのほんのりとした甘さがさらにメロンの甘さを引き立てます。
東京で買ったら800円以上はするでしょうね
東京の千疋屋なら、キレイに包装されて、ショーケースに収められて、きっと800円はするでしょうね!プティグルメならその半額以下で買えます。
これはミックスサンドです!どうです!食べたくなったでしょ!コロッケサンドにハムサンド、ポテトサンドに、玉子サンド。サンドイッチのオンパレードです!
もう、なんとも涙が止まらなくなりそうなくらい嬉しいお店です!
当然ですけど、都会のように可愛いエプロンを着た若い女性が笑顔で迎えてくれることはありませんよ。店内に入るとおばあちゃんが出てきます。それから年配の男性も。
開智学校の近くです。是非どうぞ。早く行かないと売り切れますよ。行列ができるほどではありませんけどね。稀に店内に先客がいたりします。