- 投稿 2017/05/19 更新
- 松本市
松本市入山辺(いりやまべ)には厄除けとして有名な徳運寺があります。
ここは毎年春になると藤が満開となり、近くの敬老施設のお年寄りで賑わいます。
この日は平日ということもあり、やはりお年寄りでいっぱいでした。
入り口付近の真っ白な藤の花がまず目を引きます。
どうです!圧巻でしょ?
これ本物?って疑ってしまいます。これだけあると造花と見間違えてしまいます。けれど全部本物の藤です。
花のついた1本1本の花軸が今まで見たことがないほど長いんです。有に30センチはあります。一般的に見る藤の倍はあるのではないでしょうか。すだれのようでもあり、
ここまで密度の濃い、滴り落ちるような藤は見たことがありません。
すだれのようでもあります。松本市の安養寺のしだれ桜が桜のシャワーなら、徳運寺はまさに藤のシャワーです。
徳運寺では何種類もの藤の花が楽しめるのが特徴です。
淡い紫色の藤、白い花の先端が赤紫色になる口紅藤、濃い紫色となる八重黒龍などがあります。
30年以上かけて大切に育ててきた藤棚ということです。藤もそれに応えて見事に毎年咲いてくれます。
近づくとほんのりと甘い香りが漂ってきます。何とも言えない贅沢な気分を味わうことができます。
駐車場は10台分くらいあります。土日はおそらくいっぱいになると思います。
徳運寺は、有名な扉温泉へ向かう県道67号線沿いにあります。美ヶ原に向かう方で賑わう道路です。
しかし、ここは松本でも特に田舎です。何もないような田舎です(笑)。