- 投稿 2017/08/05 更新
- 松本市
松本市内には、平成の名水百選にも選ばれた「まつもと城下町湧水群」と呼ばれる井戸や湧水が多数あります。
これは松本や安曇野を取り囲むようにそびえる北アルプスの雪解け水が、長い時間をかけて地中を通り、松本の盆地一体で湧水となって出てくるわけです。もちろんそのまま飲めます。散歩の途中で立ち止まってゴクゴクと飲んでいる人もよく見かけます。
いったいどれくらいの時間をかけてここまでたどりつくのでしょうね。検討もつきません。井戸や湧水は、特に松本城周辺地域に多く存在します。
当ブログでこの「まつもと城下町湧水群」を可能な限り紹介していきたいと思います。ネタに困ったら書くのにちょうど良さそうです(笑)。
近所の人が多く訪れる源智の井戸
まず最初に紹介するのは、代表的な湧水でもあります源智の井戸です。ここは毎日多くの地元の人や観光客が訪れます。場所は観光客の方もよく訪れる高砂通り沿いです。少し奥にある瑞松寺のすぐ前です。
近所の人はペットボトルを持って車でやってきます。自宅で飲料水や料理用に使うためです。多い時は数人ズラッと井戸を囲むこともありますが、湧き出し口がたくさんあるので、行列まではいきません。
ちょうどぼくが行った日は、地元の幼稚園児がちょうど七夕の飾り付けをして、源智の井戸が飾られていました。
平成の名水百選とは、環境省が水環境保全の一層の推進を図ることを目的に選定したもので、地域の生活に溶け込んでいて、持続的な水環境の保全活動が行われている必要があります。
まつもとの湧水は、まさに名水ですね。地元の生活になくてはならない存在です。
しかし、市内を歩いていると、多くの湧水に出くわします。地元の人は気にも留めないほどあります。もちろん飲めますが、中には怪しい湧水もありますので注意してください。
有名な湧水はどれも飲めますけどね。
もちろんそのまま飲めます
小学生くらいの女の子が水を飲みに来ていました。そのまま手ですくって飲んでました。
実は、ぼくは松本市内の湧水よりも安曇野の湧水の方が好きなんですけどね。それは内緒です(笑)。
以前は毎週のように安曇野へ水を汲みに行ってました。けれど、松本の水道水は湧水と比べても遜色がないので、特に汲みに行く必要がないんですよね。最近は面倒なんで汲みにほとんど行ってません。
こと飲水に関しては、この辺りでは贅沢すぎるほど美味しい水がすぐに手に入ります。
七夕の短冊にこんなのがありました!
キュアパルフェとは、キラキラ☆プリキュアアラモードに登場するキャラクターですね!先日も徒士町の七夕飾りでよくにた短冊を見つけたので、だいたい想像がつきました。
横に子供らしい名前が書いてあったんですけど、書体から言っておかあさんが書いたんでしょうね。
あるいは、おかあさんがマジでキュアパルフェになりたかったりして!
源智の井戸のすぐ横に道祖神を発見
すぐ横には道祖神がありました。「水入らず 目合高砂道祖神」と書いてあります。
源智の井戸には何回か来てますが、道祖神があることは知りませんでした。
家に帰って、由緒ある道祖神なのか調べてみたら、どうも観光用に最近作られたということらしいでした。ちょっと残念。
まぁ、松本市内のいたる所に、最近作られたコンクリート製の道祖神が点在するんですけどね…どれも道祖神には代わりありません。
とは言うものの湧水と道祖神、この地方の特色がよく出ている、なんともいい組み合わせですね。