- 投稿 2017/08/08 更新
- 松本市
一部アダルトの要素を含みますので18歳未満の方の閲覧は自己責任でお願いします(笑)
サラリーマン辞めて自由になると結構ヒマな時間があったりするので、そんな時は運動不足解消も兼ねてデジカメ片手に市内をブラブラします。
今日は、これまでほとんど行ったことがない開智小学校や中央図書館から北側を歩いてみました。普段この辺りはめったに来ない所です。もちろん観光客も来ません。
さすが城下町、いたるところにお寺や神社、お堂があります。そして道祖神もたくさんあります。歩いているとよく見かけます。
しばらく歩いていると、何やら赤い鳥居が、お稲荷さんに由来する史跡でしょうか。
こういう立て看板を見ると、その史跡の歴史やいわれがわかります。
なになに?読んでみます。
道祖神
二つとも神号碑で、建立は安政六年乙未正月(1859)とある。
大きい方は高さ70センチ、幅50センチで、碑の裏側には男子性器が刻まれている珍しい碑である。小さい方は高さ、幅ともに50センチの円形で…
1859年とは随分古い道祖神ですね。巾上中道祖神が1773年ですからそれには及びませんけど。しかし安政っていうと、あの安政の大獄の時代です。
ふむふむ…な、なぬ!!!男性性器とな!!!
これは珍しい道祖神です!少し感動。道祖神好きのぼくにとっては新しい発見です。絶対に確認せねば!
道祖神とはもともと男女の営みに関わるものを婉曲的に表現しているものでもあるので、男性性器が描かれていたとしても不思議ではありません。
しかし身近にこういった道祖神があるとは知りませんでした。ついに見つけたって感じです。
男性性器が描かれているという道祖神を発見!
こちらがその道祖神です。二体あるうちの向かって左側です。
後ろにコンクリートの壁があるので、周り込んで狭い隙間を覗く必要があります。教育上よろしくないということでコンクリートの塀を作ったんでしょうか?
けれど珍しいので、完全には隠さず、少し隙間を開けて覗けるようにしてあるのでしょうか?ぼくの想像では、きっとそうだと思います。そうじゃなかったらわざわざ塀なんて後から作らないですよ!
一体どんなモノが描かれているんだろ???何か怖いものでも見るような気持ちです。あまりにもエロ・グロだったら多分引いてしまうでしょうね。
恐る恐る覗いてみます。
見つけた!これが道祖神に描かれた男性性器だ!
お!あった!みーつけた!
えー、解説しますと、上から下に向けてぶら下がってます。わかります?なんとなくわかると思いますが、じっくり見るとハッキリとわかります。
陰毛や血管らしきスジや、いわゆるカリの部分、尿道口までしっかりと描かれています。いやはや、なんとも言えぬ大発見です。
下にある穴は女性性器を意識しているのでしょうか?ココに入れろ!と言わんばかりです。左には澤村と彫ってあります。
しかし、回り込んで覗き込まないと見れないので、女性の方なんて勇気がいるでしょうね。ぼくが行ったのは平日昼間で近くに誰もいなかったので、周りに人がいないのを確認して見ることができました。
こちはもう一体の道祖神です。長年の風雨にさらされてもはや何が書いてあるのか判別不能です。
この道祖神のすぐ横には大日堂というお堂があります。道祖神の歴史よりもさらに古く1551年には既に存在していたといいますから驚きです。
場所は松本市の沢村というところです。沢村公民館へ行くと、手書きの地図が貼ってあり、詳しく書いてあります。
この地図にも買いてある大日堂をめがけて行くと赤い鳥居があります。すぐその横に、道祖神があります。沢村公民館から西に十数メートル行った所です。
まずは沢村公民館を目指して行くのが分かりやすいでしょう。
住所は、松本市沢村1丁目2-22 です。
この地図は大人が書いたのか子供が書いたのか分かりませんが、道祖神の簡単なイラストが書かれているだけで、内容については触れていませんね。
「必見!男性性器が描かれた道祖神です!」なんてPRされていたらぼくとしては大満足なんですけど。
道祖神は男女が仲睦まじくしている姿を表しているものが多いので、まだまだこういった大人の道祖神は探せば出てくると思います。安曇野には接吻道祖神、相愛道祖神という珍しいものもあります。
天気が良くなったら見に行ってきます!