- 投稿 2017/04/18 更新
- 松本市
松本市の波田地区に安養寺というしだれ桜で有名なお寺があります。
松本に引っ越してきてから6年が経ちますが、桜の季節になるとかかさず安養寺へこのしだれ桜を見に来ています。
とにかく安養寺のしだれ桜は素晴らしい!見る者を圧倒します。圧巻のしだれ桜なんです。
毎年桜が満開になる頃には全国からカメラを持った人々が多くやってきます。駐車場を見ると名古屋や関西から来ている方も少なくありません。
と言っても人でいっぱいになるわけでもなく、静かにゆっくりとしだれ桜を楽しむことができます。そこが安養寺の良いところでもあります。
手前に水を張った田んぼがありますが、風がないと水面に波が立たないため、しだれ桜が綺麗に写ります。
しかし本日は朝から強風注意報が出ているぐらいで水面にさざ波が絶えません。田んぼに写ったしだれ桜を写真に収めようと思っていたんですが無理なようです。
天気は抜群にいいんですけどね、少し残念!
どうです?見事なしだれ桜でしょう!
高さがあるしだれ桜なので、すぐ近くまで行ってずっと見上げていると若干首が疲れるかもしれません(笑)。
決して広いとは言えない境内に大小20本以上のしだれ桜があります。樹齢500年とも言われているようですが、正確なところは分からないようです。切って年輪を数得るわけにもいきませんしね。
しだれ桜って満開の時季を見極めるのが難しいんですよね。多いシーズンは、満開の時季を狙って3日連続で来たこともありました。
もう散り始めかぁ、残念、なんて思ったこともありましたが、実はまだ六部咲き程度で、2日後に行ったら満開だった年もありました。
まさに降り注ぐ桜のシャワーです。
しだれ桜って低い木が多いのですが、ここ安養寺のしだれ桜は高さがあり、そこから地面スレスレまで枝が垂れ下がっています。そのため枝が長く、ついている花の数も必然的に多くなるようです。
しかも幾重にも枝分かれしています。その全ての枝に花が付いているので、花びらが「密集」していて密度が相当濃いように見えます。一輪一輪は小さくて、か弱い感じで風が吹けばすぐに散ってしまいそうですが、枝にしっかりと付いています。向こうの景色が見えなくなるぐらい花がついています。
いつもは地面に着くことはないのでしょうが、桜の花の重みで枝が地面スレスレまで垂れ下がっています。この感じが安養寺のしだれ桜の特徴です。
ホント、見事な桜です。いろんなしだれ桜の名所がありますが、安養寺のしだれ桜は別格です。松本でおすすめの桜の名所です。
場所は長野自動車道の松本インターを降りて上高地へ向かう国道158号線沿いにあります。松本電鉄上高地線が国道沿いに走っており、森口駅と三溝駅のちょうど中間ぐらいです。
普通に車で走っていても、しだれ桜が目に飛び込んできます。
松本城の桜も見事ですが、車で来られた方は是非こちらにもお立ち寄りください。圧巻です!