- 投稿 2017/04/20 更新
- 南信(長野県の南部)
ここ高遠城址公園の桜もやっと満開になりました。
全国的にも有名な高遠城址公園に植えられた約1500本のタカトオコヒガンザクラは「天下第一の桜」と称され、全国各地から多くの観光客が訪れます。
土日ともなると全国各地から車で桜の見物客がやってくるので、周辺の道路は渋滞でエラいことになります。しかも抜け道などなく道路が1本しかないので、身動きがとれないほど渋滞するそうです。
ぼくも今まで渋滞がイヤで一度も行ったことはありませんでしたが、サラリーマンを辞めて自由になったので、はじめて平日に高遠へ桜見物に行くことにしました。
朝松本を出て、渋滞する前に到着する予定だったんですが、あいにく雨が降ってきたため予定変更。雨があがる昼過ぎくらいに現地へ到着しました。
平日なので比較的道路は空いていて目的の駐車場まですんなり行けましたが、城内はさすがに混雑しています。
おお!これが噂に聞いていた高遠の桜です。
昔の城跡に桜の木があるのですが、隙間なくいっぱいになっています。あまりの桜の花の多さで地面が薄暗くなっています。
古いもので樹齢100年を超えるものもあるということですが、大小さまざまな桜がまさに「乱立」しています。色がほんのりと淡いピンク色でとても上品な桜です。規模の大きさと、可憐な花で圧倒されます。
こちらが有名な桜雲橋です。もちろん渡ることもできますが、下から眺めると桜の花が橋を取り囲んでいるようで美しいです。
昨日満開宣言が出されたんですが、日本海側で発達した低気圧の影響で雨と暴風に見舞われ、せっかく咲いた桜も吹き飛ばされてしまうのではないかと心配していたんですが、どうやら大丈夫だったようです。
公園の近くには美術館や天然温泉もあります。一度公園の外に出て、周りを散策してまた再入場することもできますので、時間のある方は高遠城址公園をそとから眺めてください。
天気が良いと、伊那市の町並みが広がり、その先に雄大なアルプスの山々を見ることができますが、あいにくの曇り空で見えませんでした。
高遠の桜は地元伊那市民の誇りであり、同時に長野県民の誇りでもあります。
せっかくですからそのまま夜まで残って桜のライトアップも見てきました。高遠城址公園の夜桜については明日の日記に書きますので是非ご覧ください。