- 投稿 2017/10/01 更新
- 松本市
2017年10月1日、晴天の秋空の下、記念すべき第1回松本マラソンが盛大に開催されました。
松本市総合体育館を8:30ごろスタートの予定です。8:15ごろ到着すると既に人でいっぱいです。報道陣も多く詰めかけかなり本格的なマラソンのようです。
こちらがスタート直前の様子です。みなさん緊張している様子が伺えます。
しかし、最近自治体の税収を補うために、こういったマラソン大会がよく開催されますね。長野県では長野マラソンを筆頭に各地でマラソン大会が開催されています。
参加者10,000名以上で参加費10,800円ですから、1億は松本市の税収になる計算です。しかもスポンサー収入もありますから、なかなか良い収入になりますね。
第1回松本マラソンいよいよスタート!
いよいよスタート!
みなさん服装はいたって地味です。一般的なマラソン用のウェアを着ています。東京マラソンなどを見ているとふざけた着ぐるみを着ている人が目立ちますが、ほとんど見当たりませんでした。モクモクと走りはじめた姿が印象的です。
松本マラソンの制限時間はかなり短め、しかも高低差がある
東京マラソンの制限時間は7時間ですが、松本マラソンは5時間30分です。ホノルルマラソンにいたっては制限時間がほぼありません(目安で9時間)。松本マラソンは東京マラソンと比べても1時間30分も短いんです。
しかも山岳都市だけあって松本マラソンのコースは高低差が90mあります。平地を走る東京マラソンのような平坦なコースではありません。
アップダウンの繰り返しが続き、コース高低図を見るだけでも松本マラソンは非常に過酷なレースであることが分かります。
制限時間が5時間30分となると、一般的に初心者にも比較的優しいペースですが、高低差が意外と足にきます。一気にペースダウンしてしまうと5時間30分で完走するのは困難になります。
絶対歩かないという水戸黄門のような強い精神力が必要になりそうですね。泣くのがイヤなら、さぁ走れ~って感じです。
全てのランナーがスタートするまで20分近く時間を要しました。
この先、松本城のお堀の横を通り過ぎて、一路ゴールの信州スカイパーク陸上競技場を目指します。
JRの影響?走るコースがショボいんです
しかし、コースがショボいんですよね。松本の名所としては松本城の横を通り過ぎるだけで、あとは普通の生活道路を走ります。大して景色もよくない市内の東側が中心です。
これは松本市内を南北に縦断するJRの影響もあると思います。松本市内でJR線をまたぐ時ははほとんどが踏切なんですよね。踏切で立ち往生せずに渡れる高架を選ぶと「えびの子大橋」を渡るしかありません。それでこういうコースになるのでしょうね。
それに松本は観光地なので、約半日道路を閉鎖して交通渋滞を起こすリスクを考えるとやむを得ないのでしょうか。
結構早いペースです。歩いている人がチラホラ…と思ったんですが全くと言ってよいほどいません。
いやぁ、これだけの人が一斉にマラソンをする姿は圧巻ですね。みなさん脱落せず完走してほしいものです。
いやはや、田舎の小じんまりとしたマラソン大会と思っていたんですけど、期待を裏切って盛大でした。もちろん東京マラソンの比ではないですけどね。
来年も無事開催される事を祈っています。