• 松本市

田舎の花火

 

19時ごろ松本の波田の方向から、「ドーン・・・ドーン・・・ドーン」と、聞き覚えのある音が。

 

もしや花火か!?と思ってカーテン越しに外を覗いて見るとやっぱりそうでした。派手さのない小さめの花火が間隔を空けて上がっています。

 

弱い閃光とともに光の筋がスーッと上空に昇り、一瞬暗くなったかと思うとパッと放射線状に光の輪が広がります。決して色鮮やかではない単色のどこでも見られるような花火です。そして、少し間をおいて「ドーン」。

 

次はどんな種類の花火だろうか、と待っていても打ち上げられる気配はなし。しばらく静寂が続きます。

 

もう終了かな、と思った瞬間に次の閃光が上空に昇ります。
「まだ終わっていなかったんだ」とその時にようやくわかります。田舎の花火はそんな繰り返しなんです。五月雨的な花火なんです。

 

また今年も花火の季節がやってきました。田舎では事あるごとに花火を打ち上げます。田舎では花火は大きなイベントなんです!

 

実は今年になって既に4回くらいは打ち上げ花火を見ていますが、毎年5月頃から10月末ぐらいまでの間、どこかで毎週のように花火が打ち上げられます。多い週は平日でも打ち上げています。複数箇所で同時に花火を打ち上げている日もあるくらいです。

 

花火はだいたい神社やお寺での行事に合わせて打ち上げられることが多いようです。5月と言えば田植えです。豊作を祈ってお祭が各地で開催されますが、そのお祭りの前日に花火が打ち上げられます。

 

そして10月は稲刈りです。収穫に感謝してお祭りが開催されますが、それに合わせてやはり花火が打ち上げられます。

 

城下町松本は神社やお寺が多く、お祭りは数え切れないくらいあります。その多くで花火大会が開催されるわけです。

 

今日の花火大会は何の行事なのかネットや市の広報誌、そして超ローカル新聞「市民タイムズ」で調べたんですが結局わからず。方角から言ってもおそらく明日から行われる沙田神社の御柱祭の前夜祭として打ち上げられたのでは???

 

田舎の花火

 

何発も連続して打ち上げる大々的な花火祭は少ないのですが、間隔を空けて単発の打ち上げを繰り返す決して派手さのない花火大会がほとんどです。田舎の花火大会の回数はホント半端ないくらいの回数なんです。

 

しかし、写真ヘタだなぁ。もっと腕を磨かないといけませんね。

美しい田舎の田園風景を写そうと思ってミラーレスカメラやデジカメまで揃えたんですけど、ほとんど全て「オート」のモードで撮ってます。いわゆる「おまかせモード」です。本当は絞りとか露出にこだわって撮ってみたいんですけどね。

 

基本的に「数多く写せば綺麗に撮れている写真も数枚ある」というスタンスでやっているので、いつまで経っても上達しないんでしょうね。

宝の持ち腐れですね。少し勉強せねば!