- 投稿 2017/10/04 更新
- 東信(長野県の東部)
秋といえば、栗、リンゴ、ブドウ、我々の主食であるお米の収穫…長野県は自然の宝庫、この時季は農産物の収穫が盛んです。
そしてその中でもひときわ値段が高く、希少性も高いモノといえば松茸でしょう!実は長野県は松茸の名産地でもあります。県内各地で松茸が収穫されます。
上田市丸子は松茸の産地として特に有名
ぼくが住んでいる松本市でも松茸は収穫されますが、お隣の上田市は丸子をはじめ松茸の生産地として特に有名です。
今年は夏の長雨の影響でまつたけが豊作だと報道されていました。新聞でもニュースでも地域のローカルニュースで同じことを伝えていたので、多くの方がそれを信じているのではないでしょうか?
けれど数軒松茸の直売所を回ったんですが、今年は松茸が不作で品薄、料理に出すのが精一杯で贈答用はほとんどないということでした。
豊作なのか不作なのか、一体どっちなんだい!
松茸料理で有名なあぜみち山荘へ松茸を買いに行きました
結局、上田市にあります松茸料理で最も有名なあぜみち山荘へ松茸を買いに行きました。関東方面からもよく観光客が食べに来るお店です。ここはお店も大きいのでたくさん松茸が置いてありました。
実は…自分で食べるワケじゃありません、値段が高いのであまり食べる気はしません。お世話になった方に贈答用として贈るためです。
100%現地産の松茸ではありません
お店で食べるとコース料理で最低5,000円程度、高いコースで15,000円はします。一度7,500円のコースを食べたことがありますが、正直なところ松茸を食べたという気が全然しませんでした。
本来松茸は「味」なんて全然ありません。「香り」を楽しむモノです。けれど鍋やうどん、天ぷらなど全て味が濃くって、香りが全然しませんでした。一番香りが引き立つ土瓶蒸しや姿焼きも松茸の香りがあまりしませんでした。
これはおそらく国産の松茸ではないと思います。あぜみち山荘のホームページを見ても、やはり「輸入物を使うことがある」と明記されています。
一度食べてから、高いお金を払って現地で食べる気はなくなりました。では、贈答用はどうかと言うと、ナマなので香りがダイレクトに伝わります。昨日現地で採れた松茸ということだったので、地元産と信頼するしかありません。
そんなワケで、10,000円の贈答用松茸が最初の写真です。10,000円でキノコが数本かぁ…結構いい商売ですね。なんとか松茸の人工栽培ができないものでしょうか???
松茸1本をお土産にもらいました!これには感激!
帰りに、小さな松茸を1本プレゼントとしてもらいまし。8センチほどの可愛い松茸です。小さな心使いに感激!これは嬉しいです。
さり気なく乗せた赤松の葉が趣があっていいですね。
料理方法を教えてもらい、さっさく家で食べることにします!
松茸を軽く洗って薄くスライスします。醤油に30分ほど漬けておき、熱々ご飯の上にそのまま乗せます。
おぉ、松茸の香りが引き立つ!ご飯から出る湯気に乗って部屋中に醤油と松茸の香りが広がりました。
これは美味しかったですよ。満足です。この食べ方はおすすめです。