• 松本市

安養寺のしだれ桜

 

今年も行ってきました!安養寺のしだれ桜です。

 

松本市から上高地へ向かう国道158号線沿いの向かって右側に、樹齢500年ともいわれるしだれ桜が立ち並ぶ安養寺があります。

 

やっぱりここの桜は別格ですね。松本城の桜も、弘法山の桜も、城山公園の桜も、アルプス公園の桜も当然好きですが、やっぱり安養寺のしだれ桜は見応えがあります。

 

なんというか、安養寺のしだれ桜は風格・品格が違います。どうだ!と言わんばかりの咲きっぷりです。

 

昨日はアルプス公園へ桜見物に行ってたんですけど、たまたま時間ができたので、急遽見にくることができました。

 

そうしたら、ちょうど満開(だと思います)!これはタイミングが良かったです。

 

もっともしだれ桜って開花している時間が長いので満開の判断が難しいようです。明日の方がもっと満開に近い状態なのかもしれません。

 

安養寺のしだれ桜

 

これで4年間、毎年来てます。今年もいっぱい咲いてくれてありがとうね。

 

安養寺のしだれ桜は、いつもは松本城の桜よりも少し遅れて満開になるんですが、今年は例年よりもかなり早い開花と満開のようです。

 

樹齢500年とも言われているしだれ桜の巨木は圧巻です。去年よりも背丈が低くなっているような気がしますけど、木の上の方を伐採したのかな?

 

上から降り注ぐように咲く桜の花びらのシャワー

 

安養寺のしだれ桜

 

いつ見ても思うんですけど、上から降り注ぐように咲く様子は桜のシャワーですね。とめどなく流れ落ちてくるようです。桜の花びらの滝のようでもあります。

 

枝にびっしりと花がついているので、重さで枝が垂れ下がっています。少し濃いめのピンクが青空によく映えます。

 

この辺り一帯だけが桜の花びらが陽の光を遮っているので、少し薄暗くも感じられます。その枝や花びらの隙間から少しだけ覗く青空がまた一段と濃く感じられます。

 

「相変わらず」という言葉は一般的にあまり良い意味を含んでいませんが、安養寺のしだれ桜は「相変わらず」見事です。

 

安養寺のしだれ桜

 

桜が咲いるのはほんの1週間ほどです。花びらが散ると次に咲くのはまた1年先です。当然ですが咲いていない時季が1年のうちのほとんどです。

 

けれどこの桜が咲いているほんの1週間余りの時間がどれほど輝いているか!

 

人間も輝いている時間というのは、一生のうちでほんの短い時間かもしれませんが、時間じゃなくてその輝き具合なのかなぁ・・・なんて思ってしまいました。

 

今年はもう来れないかなぁ・・・時間があればまた訪れたいです。

 

また来年も「相変わらず」の美しさを見せてくださいね。