- 投稿 2018/04/26 更新
- 田舎のB級グルメ
「こごみ」って知ってます?
一見すると、ワラビやぜんまいにも似た山菜です。先端がクルクルと丸まって、そこに細かい葉がびっしりとついているのが特徴です。
この時季山に入るとよく採れるようで、土筆(つくし)やワラビ、ぜんまいと並ぶ春の山菜の代表各ともいえます。
小さい頃に母親にイヤイヤ連れていかれて、山でワラビ採りをすることもありましたが、こごみやぜんまいには目もくれなかったことを覚えています。
濃いグリーンが色鮮やかですね。
茹でると濃いグリーンが少し薄くなって、黄緑色になります。
ワラビなどは苦味が強いのでアク抜きをしないといけません。実はこれがかなり面倒な作業なんです。
一方でこごみはアク抜きなどはする必要がありません。サッと茹でて鰹節をパラパラ、そして醤油を軽くかければすぐに食べることができます。
簡単に春の味覚を楽しむことができます。
ほどよい歯ごたえと、ほんのりとした苦味が絶妙!春の息吹を感じるような爽やかな味です。
ぼくはお酒はほとんど飲みませんが、きっと日本酒好きにはたまらない味だと思います!
茎の部分と葉の部分の味はほとんど同じですが、歯ごたえが微妙に違っています。春の味が濃縮されたような山菜ですね!
あまり醤油をかけすぎると、せっかくの春の味わいがなくなってしまいますね。
昔は実家の近くでこういった山菜はいくらでも採れたんですけどね。今は住宅街になってしまい、ほとんど採れなくなってしまいました。
これから秋まではいろんな食材で季節を感じることができそうです。田舎の四季は食べ物で感じることが多いです!