安曇野の蓮の花

 

な、なんだ!この蓮の花は!

 

おそらく誰もが第一声はこんな感じではないでしょうか…とにかくスゴい!一面見渡すかぎり蓮の花です。

 

安曇野の豊科高家(たきべ)にある水田に蓮の花が一面に咲いているということで見に行ってきました。

 

今年になってはじめてこの蓮畑の存在を知ったんですが、実は地元はではかなり有名らしくて、毎年見る人を楽しませてくれてるそうです。

 

年々その評判は広まり、今では遠くからも多くの人がこの蓮の花を見にくるということです。

 

場所は長野自動車道、安曇野インターチェンジから降りて、東側(北アルプスと逆側)の側道沿いに南へ約1.5キロメートルほど下った所の側道東側です。

 

おそらくこの時期になると、カメラを持った人がたくさんいるのでわかると思います。

 

安曇野の蓮の花

 

とにかくもうスゴイんです!

 

花やら、ツボミやら、葉やら、種やら、全部が入り混じって咲き誇っています。蓮の花一本一本の個性などまるでありません。

 

鮮やかな色彩が…と言いたいところですが、色はピンク一色です。これがまた蓮の花の同族意識を高めているようで強い主張を感じさせてくれます。

 

オレ達は蓮だ!どうだ、蓮の花一族だぁ、文句あるか!って感じです。雑草1つ寄せ付けないような結束力すら感じます。

 

よく見ると下の方にはツボミがいっぱい控えています。おそらく今咲いている花が枯れても次から次へと咲き続けるんでしょうね。当分ここの蓮の花は楽しめそうです。

 

聞くところによると8月いっぱいくらいまでは楽しめるということです。随分長い時間人々の目を楽しませてくれるんですね。

 

こんなにたくさん蓮の花が咲いているのはもちろん今まで見たことがありません。

 

安曇野の蓮の花

 

奥行きは100メートル以上はゆうにあるでしょう。200メールくらいはあるのではないでしょうか。幅も100メートルはあります。

 

これまで松本城の蓮や、ファインビュー室山の近くの池で咲いている蓮なども見てきましたが、ここの蓮は全然違います。圧倒的な花の数です。

 

後ろにそびえるのは北アルプスです。安曇野ってどこからでも北アルプスが背景に入るからとっても素敵な場所です。普通の写真がちょっとだけ見栄えがよくなります。

 

安曇野の蓮の花

 

空の青、雲の白、花のピンク、葉の緑、ここは原色の世界です。

 

蓮の花っていうと、薄汚れた泥水の中から可憐な花が静かに空に向かって咲いているイメージですが、ここは違います。

 

蓮の大輪の花です。陽の光を花びらいっぱいに浴びて、夏の強い日差しに向かって堂々と咲いています。

 

葉も分厚くて青々としてデカいです。花以上に力強い存在感があります。

 

元気ですね!ヒマワリの花みたいです。

 

蓮の花のイメージを一新してくれる見事な蓮畑でした。おすすめですよ!来年も是非訪れてみたいです。