- 投稿 2018/09/20 更新
- 北信(長野県の北部)
小布施へ朱雀を食べに行ったんですけど、やっぱり朱雀は観光客向けです。
話題性もあって知名度抜群ですからわざわざ食べに行きましたけど、地元の人間としては、これだけじゃ満足しません。
やっぱり地元で有名な栗菓子っていうものがあります。ぼくがおすすめする小布施の名店を紹介します。
桜井甘精堂で売ってるカップの焼き栗は小布施産でおすすめです
まずは手軽に栗をそのまま食べられる焼き栗です。桜井甘精堂の駐車場で毎年焼き栗をカップに入れて売ってます。
なんと嬉しいことに、おまけで焼き栗を袋に入れてもらいました。「サービスで入れておきますね!」と女性の店員さんが笑顔でゴロゴロと8個も入れてくれました。これで300円は安い!お買い得な地元産栗です。
小布施の栗100%ですか?と尋ねたところ、100%小布施産を保証します!とのこと。嬉しいですね、やっぱり地元産の栗をまずは食べたいです。
形は少し小ぶりです。決して天津甘栗のような甘さはありませんが、しっかりと栗の味がします。できたてはホカホカです。
せっかく小布施に来たのなら、どこで採れたのか分からないようなシロップ漬けの栗が入ってる味麓庵の甘い福栗焼きを食べるよりも地元産の栗を食べてください。
なんと言っても松仙堂がおすすめです
そして最後はお決まりの松仙堂です。ここは地元の人が栗菓子を買うお店です。
松仙堂は小布施産の栗を100%使用しています。味は観光客向けの甘いだけの栗菓子とは一味違います。
今回松仙堂で買ったのは、栗きんとん、栗ようかん、栗かのこどら焼き、栗まんです。9月に実家へ帰るのでお土産として持っていきます。
松仙堂は小布施の中心地から少し離れたところにあるので観光客は滅多に来ません。栗林の中にたたずむ民家です。観光客で賑わう小布施のお店と比べるとほんとひっそりとしています。
こちらが松仙堂の栗きんとんです。この栗きんとんはどこへお土産で買っていって評判いいんです。素朴な栗の味わいが楽しめます。
小布施に来て地元の栗を食べないのは、富山へホタルイカを食べに行ったら実は青森産だった!みたいな感じですね。青森産のホタルイカが決して美味しくないワケじゃないですけど、やっぱりその地の名産を食べたいものです。
小布施堂の栗おこわも美味しい!
松仙堂の栗おこわは予約をしないと買えないので、今回は小布施堂の栗おこわを買いました。
うーん、これもなかなか美味しい!小布施産の栗がゴロゴロと入っています。砂糖で味付けがされているわけでもないので栗が甘いわけではありません。色も決して良いわけでもありません。素朴な栗の味わいを楽しめます。
桜井甘精堂で買ったカップの栗も、翌日白米に混ぜて食べたんですけど、美味しかったですよ。この食べ方も超おすすめです。