- 投稿 2018/10/07 更新
- 田舎のNEWS
近所に、松本調理師製菓師専門学校という、パティシエ、シェフ、和洋中の料理人を養成する専門学校があります。
ここで毎年秋になると「味道祭」という文化祭が開催されるんですけど、これがエラい盛況なんです。
11時から入れるんですけど、開店前には既に300人以上は並んでいました。
例年11月ごろに文化祭は開催されていたんですけど、今年は10月7日に開催されました。
今まで2回ほど訪れたことがあります。けけど、11月の日曜っていろいろ用事があったりしてなかなか来れなかったですよね。
久しぶりの松本調理師製菓師の文化祭です!
一番の人気は1000円で食べられる和洋中のバイキング
一番のお目当ては和洋中のバイキングです。一人1,000円(子供500円)で、食べ放題といいますからお値打ちです。
しかも調理師の専門学校ですから、普通の飲食店で出されるような冷凍食品なんて間違っても出すことなんてないでしょうし、加工済みの食材だって使わないはずです。食材はちゃんとした物を使っているハズです。
それに、学生達が精魂込めて作った料理ですから美味しいに決まってます。
以前は1,500円の洋食のフルコースがあった一度食べたことがあるんですけど、それはなかったです。もうやらないのかな?ちょっと残念です。
落ち着いて食べられるから結構好きだったんですけどね。
とは言うものの、バイキングは1時間前くらいから並ばないと食べられません。ケーキやパンの即売もあっという間に売り切れてしまいます。
本日は、焼き菓子を買って、あとは調理の実演を見ることにしました。
将来のシェフによる調理の公開デモンストレーション
将来のシェフによる調理の実演です!日頃の学習の成果を大勢の観客の前で披露します。
普段は授業の中で料理を作っているだけだと思います。実際に作るところを大勢の人に見られるのは、あまりない機会ですよね。
それに、見ず知らずの大勢の人達に自分たちの料理を振る舞うのはおそらく今回がはじめてではないでしょうか。
最初は食材を包丁で切る様子もぎこちなかったんですけど、しばらくすると見事な手付きで調理がすすんでいきました。
フライパンさばきもお見事!多少食材を周りに飛ばしながら、豪快に炒め続けます。
彼はなかなかのイケメンです。将来女性客ウケするでしょうね。
横で時々解説を入れる彼も、なかなかいい感じのマイクパフォーマンスです。
試食で出された「マンタル・ソテ」です。トルコ料理だということです。
ピーマンと玉ねぎの歯ごたえがちょうどいい!
多くの人が見ている前で作るのって、一切手抜きができないですから真剣ですよね。
つづいてパスタの実演です。「鮭とブロッコリーのクリームパスタ」です。
ひたいに汗をびっしょりかいて作っていた姿が印象的でした。ジーッとフライパンを凝視して作っている姿はプロそのものですね。
パスタを茹でている鍋が何度も吹きこぼれそうになりましたが、その度に少量の水を加えてました。なかなか慣れた手付きです。大勢の人の前で吹きこぼれて慌てる姿なんて見せられませんよね。
わずかなスキも見せないようなプロの職人芸です。これからどんな職場に出て、どんな人に揉まれて行くのかわかりませんが、頑張ってほしいものです。
そして試食です。パスタの歯ごたえは抜群です!今回は試食しやすいようにペンネでした。
硬すぎもせず、柔らかすぎもせず、ちょうど良い歯ごたえでした。
厨房を覗くこともできました。大勢の若者が一心不乱に料理を作っています。
料理って「学ぶ」ことなんですね。彼らの姿を見ていて、ふとそんなことを考えました。
ここを卒業して社会に出てお客さんを相手にすると、イヤなこともたくさんあるでしょうけど、めげずに頑張ってほしいものです。
焼き菓子を買って帰りました
調理の実演は約1時間ほどで終了しました。
お菓子やパン、ケーキの即売は予想通りあっという間に終わってました、残念。これが松本調理師製菓師の文化祭の特徴です。早く行かないとあっという間に売り切れてしまいます。
残っていた洋菓子を買って帰りました。帰ってから食べたんですけど、うーん、美味しい、大満足です。
また来年も楽しみにしています。
後日、レシピを元に家で作ってみました!
(2018年10月16日追記)
いただいたレシピを元に、家で「鮭とブロッコリーのクリームパスタ」を作ってみました。
レシピにマッシュルームは載っていませんでしたが、なんとなく入れてみました。
あとはほぼ忠実にレシピ通りに再現していきます。
ブロッコリーを乗せて完成!超ウマ~!
意外と簡単に作れますよ。おすすめかも。
松本調理師製菓師専門学校のみなさん、ありがとうございました。参考になりました。
来年も楽しみにしてますね。