- 投稿 2018/10/21 更新
- 松本市
今年もこの光景を目にするようになりました。晩秋の松本盆地に発生する霧です。
松本・安曇野は北アルプスと美ヶ原高原に囲まれた盆地の地形になってます。そのため、朝方になると霧が発生して盆地に留まってなかなか晴れません。
いつもは家から、松本城や美ヶ原高原、北アルプスまで一望できるんですけど、霧が発生するとほとんど遠方は見えなくなります。
10月終わり頃から12月くらいまで朝方は霧が発生しやすいんです。しかも広範囲で、松本から安曇野まですっぽりと霧に覆われます。
この霧を見ると冬が近いなぁって気がします。
霧が濃いと20メートルほど先が見えないこともあります。
サラリーマン時代は車で移動することが多かったんですけど、霧が濃いと怖かったですね。
ちなみにこの十字架は教会ではなく、結婚式場です。完全に遠くのマンションは霞んで見えません。
「霧のロンドン」なんて言葉を聞いたことがあります。なんともロマンチックですよね。ロンドンは確か夜に深い霧に覆われると思ったんですけど、松本は早朝です。
太陽が登るのと同時に霧は晴れます。だいたい昼前にはすっかり見通しもよくなって晴れ渡ります。
時間の経過とともに美ヶ原の山々の輪郭も見えてきます。
晩秋の田舎の朝でした。