- 投稿 2018/10/24 更新
- 安曇野市
(市民タイムス10月20日紙面より)
今年も松本・安曇野の地に白鳥がやってくる季節になりました。白鳥がやってくるなんて、遠い昔の恋人と数年ぶりに会えるようで、なんかウキウキするんですよね。
遠くシベリアの大地から、広い日本の中で、わざわざこの土地を選んでくれたなんて嬉しいじゃありませんか!
人間も白鳥さんも住みやすい場所は分かってるんですね。少なくとも東京や大阪のような都会へは行かないと思います。
しかしさすが市民タイムスさん、いつもなががら見事な写真ですね。白鳥の躍動感が伝わってきます。こんな写真をいつかぼくも撮りたいと思ってます。
で、さっそく見に行ってきました。安曇野には白鳥の飛来場所は2箇所あります。
白鳥湖と御宝田遊水池です。白鳥湖は、長野自動車道安曇野インターを降りて、そのまままっすぐに行けば標識が出ていますから、その通りに行けば大丈夫です。駐車場も完備されています。っていうか河原の空き地がそのまま駐車場になってます。当然舗装はされていません。
犀川白鳥湖に到着したらコハクチョウが2羽
最初に行ったのは白鳥湖です。ここからは犀川(奈良井川と梓川が直前で合流)を眺めることができます。
穏やかな犀川の流れに身を任せるように、いました!コハクチョウです。
寄り添うように2羽の純白のコハクチョウが、そのまま下流へ向かって流れ去っていきました。
犀川と反対側にも数羽のコハクチョウがいました。
人を見かけると警戒するように奥の方へ行ってしまいました。なんか可愛くないですけど、仕方がないですよね。
奥の方にはさらに数羽いました。全部で8羽ほどいたと思います。双眼鏡を持参すると良いかもしれませんね。
カモはうじゃうじゃいるんですけどね、あまり可愛くありません。
続いて、御宝田遊水池へ
こっちならもっと白鳥がいるかと思って御宝田遊水池へも行ってみました。
白鳥飛来数が掲示されています。あらら、まだ4羽しか来てないんですね。少なっ!!!
でも、見渡す限りコハクチョウはいませんでした。残念、ちょっと時季が早かったみたいですね。
この白鳥飛来数の数字ですが、見ていると楽しいんです。
今はマグネット式で「4」の数字が貼り付けてあります。この数字が増えるとどうなるか…
数字が増えると用意してあった文字板がなくなり、しばらくすると手書きになります。
130、150、180、200、250といった具合です。だいたい300を超えたあたりから数字の更新が止まります。
ある年は、「310羽」から更新が止まりました。それ以降はいつ来てもずっと310羽のままでした。
オイオイ、数字変わんないのかよ?マジかよ???
近くには白鳥の観察ハウスも
「御宝田白鳥の会観察ハウス」を発見。ここで観察しているようです。
何やら立て看板があります。
白鳥に餌を寄付持参の方へ
米、麦、ソバ類はいいですが、豆は駄目です
この場所に置いて戴きお名前を記入してください
御宝田白鳥会
と、いうことです。
白鳥は豆はダメなんですね。参考になりました。
今年は、山頂が雪に覆われた北アルプスを背景に飛来する白鳥を、写真におさめたいです!
例年1月くらが白鳥の飛来がピークに達します。その頃はざっと200羽以上は軽くいます。
安曇野の冬はコハクチョウとともにやってきます。