毎年冬になると遥か遠くシベリアの地からこの安曇野へ越冬のために白鳥がやってきます。今年は、安曇野に白鳥が飛来するようになって35年目だということです。

 

10月23日に見に来たときは、まだ4羽しかいませんでした(安曇野に飛来した冬の使者コハクチョウ)。

 

白鳥がどれくらい増えてるのか見に来ました。

 

ずいぶん増えましたねぇ・・・134羽が飛来しているようです。

 

白鳥ではなく大量のカモがお出迎え(笑)

 

 

毎年白鳥がやってくるのは御宝田遊水池という溜池です。写真の奥にわずかに見えてる小さな池です。しかし白鳥はほとんどいません。今年は少し様子が違うようです。

 

池に近づくとカモの集団が逆にこちらへ近づいてきます。池の近くにいたカモがよちよち歩きで一斉にこちらへ向かってきます。

 

どうやらバケツに入った餌を貰えると思っているようです。

 

ちなみに200円を白鳥基金の箱に投入すれば、この餌をあげてもよいみたいです。

 

 

群れになって近づいてきます(笑)。これが実にカワイイ!なんか笑えます。触ろうと思えばくらでも触れますね。

 

10月に来たときは、人と一定の距離を保ってほとんど近づくことはなかったんですけどね。2か月ちょっとでずいぶん警戒心が薄れたようです。

 

300メートル上流に白鳥がいました!

 

 

お目当ての白鳥はというと、御宝田遊水池から300メートルほど上流の犀川(さいがわ)の河原にいます。

 

犀川というのは、上高地方面から流れる梓川と、塩尻方面から流れる奈良井川が合流した川です。

 

梓川が源流ですからキレイな川なんですけど、この辺りまでくると淀んで多少濁っています。流れが緩やかなので白鳥にとっては過ごしやすい場所なのかもしれません。

 

ここにはカモはほとんどいません。白鳥は、カモがあまりにも多いので避けてるのでしょうか。

 

 

優雅ですねぇ・・・スイスイと水面を滑るように移動します。

 

 

飛んでいる姿か、羽ばたいてる姿を撮りたくてずっと待っていたんですけど、なかなか羽ばたいてくれません。

 

唯一羽を広げてくれたときの写真がコレです。

 

白鳥の飛んでいる姿を撮りたいのであれば、朝からずっと待ってないとダメですね。

 

2015年1月5日の御宝田遊水池の様子

 

2015年の白鳥の様子

 

こちらは2015年の御宝田遊水池の様子です。

 

カモと同じくらい白鳥がいました。ホントこのときは白鳥の数がスゴかったです。

 

 

近くには同じく白鳥の飛来地である白鳥湖があるんですけど、今年は護岸工事をしているためほとんど白鳥はいませんでした。

 

何もこの時季に工事をしなくてもねぇ・・・来年以降もひょっとしたらもう白鳥は来ないかもしれませんね。