- 投稿 2017/05/01 更新
- 松本市
サラリーマンを辞めて自宅でパソコンの作業ばかりしていると結構退屈になってきます。
そんな時はデジカメを持ってアテもなくブラブラと街を散歩します。運動不足解消にもいいんですよね。それに、刺激の少ない田舎の街とは言え新たな発見がたくさんあったりします。知らないうちに3時間ほど歩き続けることもあります。
少し前まではとりあえず松本城へ行けば桜が満開で観光客も多く、春の日差しとともに輝く景色を楽しめたんですが、既に桜も散ってしまいました。
そんな訳で、いつもの田舎の風景とは別に少しだけ都会の雰囲気を味わえる松本市内を歩いていたら見つけました!これぞ田舎の町おこしの恒例行事、子供の日を前にして河川敷に飾られた鯉のぼりです。
場所は松本市のオフィス街の外れ、市内を貫く女鳥羽川(めとばがわ)にかかる千歳橋(せんさいはし)付近です。女鳥羽川沿いには、はかり資料館、時計博物館があり、すぐ横は縄手通り、四柱神社があります。時々フリーマケットも開催されます。
女鳥羽川は、北アルプスが源流ではなく上田市方面の三才山辺りが源流になります。ダルマを燃やす行事(どんと焼き、さんくろう)や街の小さな花火大会の会場としてよく使われます。
オフィス街と書きましたが、都会のオフィス街とは全く異なります。せいぜい2キロ四方の地域にオフィスビルが点在し民家もまばらにあります。高くても5階建てのビルが数軒程度、昼休みでも人はチラホラとしか歩いていません。
この鯉のぼりは、地元の超ローカル新聞市民タイムズによると約40年続く恒例の飾り付けだということです。地元の人形販売店が宣伝を兼ねてやってるようです。
川をまたいでほぼ同じ大きさの23匹の鯉のぼり飾ってあります。赤と青の色が目立つごく普通のオーソドックスな鯉のぼりです。
風になびいて元気よく…と言いたいところですが、この日は風もほとんどなく、元気なくダラリと垂れ下がっていました。泳ぎ疲れたのかな?まぁこんな鯉のぼりもいいもんです。
期待外れついでに書くと、下を流れる女鳥羽川も前日の雨のせいで水かさが増し、おまけに濁ってました。
ここから松本城は歩いて10分ほどです。帰りにやはり松本城に寄って、帰りました。
コハクチョウが二羽至近距離にいて、グワッ、グワッっと鳴いてます。全く人を警戒する様子もありません。手を伸ばせば羽毛に触れそうです。
あれ?きみ達、北に帰らないの?
よほど松本城のお堀が気に入っているみたいです。
連休中はやはり松本市内は観光客で賑わいます。上高地の開山祭も美ヶ原高原の開山祭も終わりました。
いよいよ松本にも観光シーズン到来です。