- 投稿 2019/04/12 更新
- 中信(長野県の中央)
朝日村西洗馬に武居城公園という昔の城跡があります。
公園といっても、特に何か遊具があるわけでもない、いたって簡素な広場です。
そこでは、水芭蕉が見頃を迎えていました。
この辺り一帯は湿地帯になっています。
公園の内部を一周するように湿地帯が続いていおり、そこに沿うように帯状に水芭蕉が咲いています。
湿地帯は木製の柵で囲まれており、その柵に寄り添うように水芭蕉が咲いています。
周りに光をさえぎる樹木がないせいか、ここの水芭蕉は他のところよりも元気な気がします。花(正確には仏炎苞:ぶつえんほう)が一回り大きいような・・・
訪問したのは2019年の4月13日ですけど、花は少し終わりがけのようでした。ちょっと遅かったかな?
でも、ほんのり乳白色の可憐な水芭蕉を十分楽しむことができました。
カメラを持って近づくと、ズブズブと靴が湿地に吸い込まれていくので注意してください。
周囲にはあじさいの木も多くあるので、おそらく梅雨時ははあじさいの花が楽しめるのではないでしょうか。
しかし、長野県には水芭蕉の群生地が多いですね。やっぱり水がキレイだからなんでしょうね。
先日行ったみどり湖の水芭蕉も見事でした。毎年5月頃に見頃を迎える乗鞍高原の水芭蕉は、それはそれは見事です。今年も楽しみです。
武居城は、戦国時代の豪族、三村氏の築城とされていますが、いつできたのかは定かではありません。
こんなところにはるか昔の戦国時代にお城があったんですねぇ・・・その時も水芭蕉はあったんでしょうか?
なんかロマンを感じますねぇ。
茶室もあります。申し込めば有料で貸してくれるみたいですよ。
武居城公園、ホント何もないような静かで静かで静かな里山の広場でした。天気が良ければ、のんびりするにはもってこいかも。
武居城公園:長野県東筑摩郡朝日村西洗馬2146