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東信の田舎暮らしを紹介します。

上田の富士アイス

 

上田市には、土日ともなると行列ができるお店があります。その名も、富士アイスです。

 

「じまんやき」という大判焼きが安くて美味しいということで大人気なんです。

 

富士アイスの店内の様子
今のこのご時世、1個80円ですよ!信じられます?

 

しかも、あんこは自家製なんです。よくありがちな、どこかの業者から買ってきてビニール袋に大量に入っているあんことは違うんです。

 

じまんやき

 

こんがりときつね色がついたじまんやきは、ほどよい焼き加減です。

 

今まさに焼き上がったばかりなので、アツアツです。

 

じまんやきのあんこ

 

小豆本来の味を引き出すために甘さは控えめです。やや大きめに残ったつぶあんは、砂糖に頼らない、小豆本来の味わいが楽しめます。

 

やはり自家製のあんこ、ひと味もふたあじも美味しい!

 

じまんやきのカスタード

 

こちらはカスタードです。こちらも同じく80円です。

 

これなら子どものおやつには最適ですね。もちろん子どもも楽しめます。

 

じまんやきのソフトクリーム

 

ソフトクリームは150円です。じまんやきとおなじく甘さは控えめです。

 

少しだけ、わずかにシャリっとした感じがあります。ソフトクリームなのにシャーベットのような食感が楽しめます。

 

このソフトクリームをじまんやきにちょっとつけて食べるのがうまい!これぞ上田市民の富士アイスの正当な楽しみ方です。

 

ソフトクリームを注文する際は気をつけてくださいね。富士アイスなんで、ついついアイスクリームなんて注文してしまいます。

 

すると、店員は「?」なんて顔をします。そこで改めてソフトクリーム1個!なんて注文すると、理解してもらえます。実は、わざとなのかも知れませんね。

 

上田にお越しの方はぜひお立ち寄りください。美味しいですよ!

草笛の外観

 

昨日のほっともっとの冷え切ったカルビ焼き肉弁当の怒りも収まらず悶々としていると、ふと長野県にはおいしくないけど有名なそば屋さんがいくつかあることを思い出しました。

 

↓ほんとくだらない内容です。時間がある人だけ覗いてみてください。

 

ほっともっと松本城西店で弁当買ったら、作り置きで冷えきってた(怒)

 

3回くらい食べに行って、ことごとく期待を裏切られたそば屋さん、そう!上田市にある草笛です。

 

草笛はとにかくそばで有名です。いつ行っても行列が途切れることはありません。土日ともなると広い駐車場であるにもかかわらず、敷地内にすら入れません。

 

草笛のそば

 

どうです!?美味しそうでしょ!でもこのそば、大きく期待を裏切ってくれるんです。

 

草笛のそばは美味しくないんです。単刀直入に言うと、まずいんです。

 

乾ききっためんはそばがとにかくパサパサなんです。きっと作り置きしてあったんでしょうね。多くの観光客が来ることを見込んで、早い時間に大量に茹でてるんだと思います。

 

パサパサだと当然歯ごたえなんてありません。ツルツルで腰があって…とは真逆のそばです。これはマレに見るマズさです。

 

乾いているとどうなるのかと言うと、出汁があっという間になくなってしまうんです。

 

そばを2/3ほど食べたら、信じられないことに出汁が全てなくなってしまいました。こんなことはじめてです!

 

出汁のおかわりなんて聞いたこともないので、そのまま我慢して全部食べました。最後の方は味も素っ気もないそばを食べました。

 

この程度のレベルが長野のそばだとおもわれると腹立たしくも思えました。

 

セブンイレブンのそばの方がまだ美味しいですよ。例えていうなら、関東に多い立ち食いそば店である「小諸そば」のそばを少し乾燥させたような感じです。

 

わざわざ東京から来られた観光客のみなさんが、このそばを食べて、「美味しい!」なんて言ってるのかと思うと悲しくなります。

草笛の駐車場の様子

 

では、なぜ3回も行ったことあるのかというと、ぼくも美味しいと信じていたからです。

 

1回めに行って、美味しくなかった…でも何かの間違いだろう、たまたまそんな時もあるだろう…次回、もう1回行ってみよう!

 

2回め訪問、あれ、変わらないなぁ、美味しくない…はっきり言って、まずい。

 

3回めは、サラリーマンをしていた頃の話しです。会社の人とたまたま近くを通りかかったので入ってみました。けれど、やっぱり美味しくない、今回も…まずい!

 

一緒に行った同僚もやはり「期待はずれ」と言ってました。

 

もう行くのは止めよう。草笛は名前だけです。

 

みなさんも草笛だけは止めた方がいいですよ。もっと安くて美味しいお店はたくさんあります。

 

こういう店って観光地に行くとたくさんありますよね。また機会を見ては紹介することにします。

あぜみち山荘

 

今年も上田市まで松茸を買いに行ってきました!と言っても自分で食べる分じゃないですけどね。親戚に送る分です。

 

毎年秋になると信州は自然の恵みでいっぱいです。ホント食べることに関しては幸せな時季なんです。ぶどう、リンゴ、新米に蕎麦、そして何と言ってもトリを務めるのはこの松茸ですね。

 

いつも買いに行くのは「あぜみち山荘」という松茸小屋です。数年前に一度ここで松茸料理のコースをいただきました。それ以来毎年買いに行ってます。料理はそれ以降は食べてませんけどね。

 

実は松本市の四賀という地域も松茸の名産地なんです。地元住民が運営する「しののめの道バザール」という松茸直売所があるということで行ってみたんですけど、正直言ってイマイチでした。

 

ひょろひょろの松茸が3本プラスチックのパックに入って1万円!あまりにも見栄えが悪かったので買うのはやめました。

 

で、急遽毎年行ってる上田まで買いに行ったワケです。

 

積まれた松茸

 

しかし、ここはスゴいですね!半端じゃない松茸の数です。山積みになってます。これだけで一体いくらくらいすんでしょうか???

 

昨年は松茸が不作で、地場産の松茸は少なく、やむなく別の国内産を料理に出すこともあったそうですが、今年は豊作で全て地場産ということでした。

 

ということで無事買い物は終了。明日には多分届くでしょう。

 

今年もお土産に松茸を1本いただきました!

 

もらった松茸

 

で、ここのあぜみち山荘の好きなところは、お土産に小さな松茸を1本くれることもあるんです!

 

去年も1本いただきましたが、今年もいただきました!ヤッター、あばさん、ありがとう!

 

毎年買っていることをアピールした甲斐がありました。来年も来ますね。

 

これでもサイズは十分です。これくらいの大きさの松茸がツルヤで2,000円で売っていました。そう思うとプレゼントとしては十分すぎますね。

 

松茸のおすすめの食べ方を紹介します

 

スライスした松茸

 

食べ方は、まぁ、人それぞれ好みがあります。松茸ごはん、土瓶蒸し、天ぷら、お吸い物、などなど。

 

ぼくが一番好きな食べ方を紹介します。まずは松茸を軽く水で洗って、乾いてからビューラーでスライスします。

 

醤油につけた松茸

 

そして、醤油をかけて待つこと30分ほど。この間も松茸の香りが漂ってきます。

 

ごはんに乗せた松茸

 

ごはんに松茸を乗せて、特性松茸ごはんのできあがり!もちろん醤油も一緒にご飯にかけます。

 

歯ごたえも十分あり、醤油の香ばしさと松茸の香りがご飯の湯気と一緒に立ち上ります。

 

秋を満喫するには十分過ぎるほど楽しめます!

 

松茸さん、また来年。

松茸

 

秋といえば、栗、リンゴ、ブドウ、我々の主食であるお米の収穫…長野県は自然の宝庫、この時季は農産物の収穫が盛んです。

 

そしてその中でもひときわ値段が高く、希少性も高いモノといえば松茸でしょう!実は長野県は松茸の名産地でもあります。県内各地で松茸が収穫されます。

 

上田市丸子は松茸の産地として特に有名

 

ぼくが住んでいる松本市でも松茸は収穫されますが、お隣の上田市は丸子をはじめ松茸の生産地として特に有名です。

 

今年は夏の長雨の影響でまつたけが豊作だと報道されていました。新聞でもニュースでも地域のローカルニュースで同じことを伝えていたので、多くの方がそれを信じているのではないでしょうか?

 

けれど数軒松茸の直売所を回ったんですが、今年は松茸が不作で品薄、料理に出すのが精一杯で贈答用はほとんどないということでした。

 

豊作なのか不作なのか、一体どっちなんだい!

 

松茸料理で有名なあぜみち山荘へ松茸を買いに行きました

 

あぜみち山荘の松茸

 

結局、上田市にあります松茸料理で最も有名なあぜみち山荘へ松茸を買いに行きました。関東方面からもよく観光客が食べに来るお店です。ここはお店も大きいのでたくさん松茸が置いてありました。

 

実は…自分で食べるワケじゃありません、値段が高いのであまり食べる気はしません。お世話になった方に贈答用として贈るためです。

 

100%現地産の松茸ではありません

 

お店で食べるとコース料理で最低5,000円程度、高いコースで15,000円はします。一度7,500円のコースを食べたことがありますが、正直なところ松茸を食べたという気が全然しませんでした。

 

本来松茸は「味」なんて全然ありません。「香り」を楽しむモノです。けれど鍋やうどん、天ぷらなど全て味が濃くって、香りが全然しませんでした。一番香りが引き立つ土瓶蒸しや姿焼きも松茸の香りがあまりしませんでした。

 

これはおそらく国産の松茸ではないと思います。あぜみち山荘のホームページを見ても、やはり「輸入物を使うことがある」と明記されています。

 

一度食べてから、高いお金を払って現地で食べる気はなくなりました。では、贈答用はどうかと言うと、ナマなので香りがダイレクトに伝わります。昨日現地で採れた松茸ということだったので、地元産と信頼するしかありません。

 

そんなワケで、10,000円の贈答用松茸が最初の写真です。10,000円でキノコが数本かぁ…結構いい商売ですね。なんとか松茸の人工栽培ができないものでしょうか???

 

松茸1本をお土産にもらいました!これには感激!

 

松茸

 

帰りに、小さな松茸を1本プレゼントとしてもらいまし。8センチほどの可愛い松茸です。小さな心使いに感激!これは嬉しいです。

 

さり気なく乗せた赤松の葉が趣があっていいですね。

 

料理方法を教えてもらい、さっさく家で食べることにします!

 

ご飯の上に乗せた松茸

 

松茸を軽く洗って薄くスライスします。醤油に30分ほど漬けておき、熱々ご飯の上にそのまま乗せます。

 

おぉ、松茸の香りが引き立つ!ご飯から出る湯気に乗って部屋中に醤油と松茸の香りが広がりました。

 

これは美味しかったですよ。満足です。この食べ方はおすすめです。

みまきとうふ

 

田舎で暮らしていると、限られた地方でしか販売されていないその地方独特の食品をよく目にします。

 

昨日、軽井沢のバーゲンへ行った帰り、スーパーツルヤ丸子店に寄りました。

ツルヤは長野県民御用達のスーパーです。アップルランド、MATSUYAなどの地元の競合を抑えて最近一番人気に躍り出たスーパーです。店内が明るくて食材も新鮮で安いので人気があります。

 

そこで目に留まったのがこの豆腐、ローカル色いっぱいのみまきとうふです。

 

みまきとうふの「みまき」とはかつての北御牧村(きたみまきむら)のことですが、今は東御市の一部の地名になっています。

 

このみまきとうふはいつも行く渚のツルヤには売っていません。明らかなローカル食品です。手に取ってじっと見つめて、美味しそうだったのでついつい買ってしまいました。

 

ローカルな食品というのは、大企業の工場で大量生産される食品に比べて圧倒的に生産数が少ないので、おそらく手作りに近い形で作っているのではないでしょうか。

 

手作りに近ければ、昔ながらの味が残っているはずです。そんな期待を込めてローカル食品を見つけたらついつい手が延びて買ってしまいます。たかだかとうふかもしれませんが、期待で胸が膨らみます。

 

値段は1個169円(税別)です。極端に高くもなければ安いワケでもありません。都会で売られているとうふと違ってパッケージも洗練されておらず簡素です。

 

みまきとうふは味が濃く、歯ごたえのある手作り豆腐

 

みまきとうふ

 

全体的にムラがあり、ところどころに細かい穴が空いています。機械で撹拌するとこういったものはできないでしょう。手作りの証拠です。よく見ると幾重にも層になっているようです。

 

さっそく帰って食べてみます。一口そのままで食べて、残りは醤油とかつお節だけで食べます。

 

これは小学生の頃、近所の小さい食料品店で、水槽に浮いているとうふをすくって袋に入れてもらい、持ち帰って食べた昔ながらのとうふの味です。

 

弾力があり、滑らかというよりは少し固めの歯ごたえで、口の中でボロボロと砕けるような食感です。大豆本来の味と少しの苦味がはっきりと分かります。大豆の味はとっても濃いです。

 

これは水分を抜くと相当な強度になると思います。ゴーヤチャンプルーに入れたら相性バッチリではないでしょうか。味噌汁に入れても美味しいと思います。

 

素朴な昔ながらの美味しいとうふです。また買いたいです!

 

忘れかけていた豆腐本来の味が楽しめます。また買います。

 

みまきとうふ

 

みまきとうふは忘れかけていた豆腐本来の味を思い出させてくれます。どこか懐かしい、昭和の時代に普通に家庭の味噌汁に入っていた豆腐です。

 

最近は大型スーパーで売られている豆腐の質が著しく低下しているという噂です。

仕入れるスーパー側が、強引にとうふメーカーに仕入れ値を下げることを要求するため、とうふメーカーは原価を下げるために仕方なく水分を増やしているとか。

 

それで、とうふ本来の味が失われて「水の味」しかしなくなっているそうです。言われてみれば、最近のとうふは滑らかすぎるような気がします。口に入れて噛むと弾力はほとんどなく、食感はありません。しかも水の味だけしてとうふ本来の味はしません。

 

これを「わー、美味しい!口の中でとろけて滑らかぁ!」なんてバカのひとつ覚えのように表現するんでしょうね(笑)。全く味覚も何もあったもんじゃありません。

 

みまきとうふは水分ばかりの滑らかなとうふが好きな方には合わないでしょうね。

 

いつまでも後世に残して欲しい豆腐です。また買いたいです!