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北信の田舎情報を紹介します。

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天気が良かったので大町まで田園風景を見に行ってきました。

 

ちょうどこの時季は田んぼに水がはられて、水面に写った北アルプスがキレイです。

 

 

この後で風が少し強くなってきて、田んぼにわずかながら波が立つようになりました。

 

波と言っても、砂漠の風紋にも満たないようなほんのわずかなシワ程度なんですけどね。

 

それまでは水面が鏡のように北アルプスを投影してたんですけど、イッキに曇りガラスのようになってしまいました。

 

写真撮影は終了ですね。

 

 

カンカンカンカン・・・どこからともなく踏み切りの音が聞こえてきました。

 

慌ててカメラを向けると大糸線の電車が二両編成ですぐ近くまできてるではありませんか!

 

おお!これはラッキー!

 

なぜラッキーかと言うと、大糸線は超ローカルなんで本数も少なく、2時間に1本程度しか通過しないんです。

 

大糸線とは長野県松本市と新潟県の大糸駅を結ぶローカル線です。

 

多くの人はローカルすぎて聞いたこともないでしょうね。

 

 

見事に完成したたんぽぽの綿毛です。田んぼのあぜ道に沿ってあちこちでできてました。

 

フーっと吹いてみると風に乗って四方八方へと飛んで行きました。

 

近くではトラクターや田植え機のエンジン音が響いています。上空からはひばりがのさえずりも聞こえてきます。

 

用水路に水が流れる音も絶え間なく聞こえてきます。

 

春まっさかり、っていうか初夏の陽気ですね。信州はこれからが本格的な観光シーズンです。

 

どうです?見事な橋ですよね!

 

長野県小谷村(おたりむら)にある姫川橋は、昭和14年に完成したコンクリート製のローゼ桁と呼ばれる橋です。3連続のアーチが美しいですよね。脚線美というか流線型がなんとも優雅です。

 

しかし、昭和14年っていうと第二次大戦の前です。よくこんなコンクリート製の橋を作ったものです。

 

場所は、姫川第三ダムを目指していくと見つけやすいです。国道148号線、長野から新潟へ向かうと、小谷温泉口の交差点を左折してすぐです。

 

 

小谷村は豪雪地帯としても有名ですが、橋と鉄橋が多いことでも有名なんです。

 

どうしてこんなに橋や鉄橋が多いのかというと、小谷村の中央には南北を貫く姫川が流れていますが、主要な国道でもある148号線とJR線が姫川沿いに建設されているからです。

 

地形が平坦でまっすぐな川であれば橋は少なくて済みますが、なんといっても山岳地帯です。姫川は激しく蛇行しているので、どうしても国道と線路は何度も姫川の左右をまたいで作られています。

 

しかも一級河川なので川幅もあり、その度に大掛かりな橋になってしまいます。

 

実際に国道を走っているととにかく左右に橋や鉄橋が目立ちます。

 

しかも、そのどれもが古いものばかりで、現代的な建築遺産ともよぶべき橋が多くあります。

 

屋根付きの橋も珍しくありません。ぼくが写真を撮っているのも橋の上です。老朽化してコンクリートがところどころはげています。

 

こういった屋根付きの橋を見ると、映画「マジソン郡の橋」を思い出しますね。

 

 

 

 

姫川温泉へ向かう途中で見つけた橋と鉄橋です。

 

よく見ると4本の橋が連なっています。奥に3本、左に1本。

 

 

 

 

 

 

松本市内の桜の名所も飽きてきたので、ちょっと足を延ばして大町まで行ってきました。

 

そこで偶然見つけたのがこちら、大町山岳博物館の前にある桜です。ちょうど「おおまち桜まつり」が開催されていました。

 

もう4月もそろそろ終わりがけになったこの時季にようやく満開になったようです。

 

残雪の北アルプスと桜のコラボは実に見事です!

 

 

待ち構えていてようにカメラを持った観光客が多くいました。

 

雪山と桜のコラボは見事ですね。ほんの短いこの時期だけですが訪れる人を楽しませてくれます。

 

実はこういった光景は長野県内ではいたるところで楽しめます。特に北アルプス山麓沿いの松本市、安曇野市、大町市では桜の時季は普通の日常的な光景です。

 

 

桜の時季はどんよりとした春霞のかかった日が多いようです。

 

透き通った青空であれば北アルプスがもっとキレイなんでしょうけどね。

 

なかなかスカッと晴れた青空とはいかないようです。

 

期間中は露店が並び、夜にはぼんぼりが点灯され夜桜見物も楽しめます。

 

大町山岳博物館

 

こちらが大町山岳博物館です。桜並木のすぐ後ろにあります。

 

●大町公園おおまち桜まつり

 

開催期間:2019年4月中旬~5月上旬

開催地:大町公園(山岳博物館前)長野県大町市大町8056-1

駐車場:30台ほどあり無料です。

 

 

大町山岳博物館まで来たら、少し足を伸ばすと鷹狩山の山頂まで車でいけます。

 

そこには残雪の北アルプスと大町の市街地を一望できる絶景の展望が広がります。

 

恋人の聖地?少しベタな観光スポット

 

 

ここは恋人の聖地ということです。

 

ハート型のモニュメントなんか飾ってあったりして、なんかベタな観光地っぽいですね(笑)。

 

大町市には有名な黒部ダムがありますが、なにやら放水のときにできる形がハート状に見えるとか・・・

 

同じく大町市にある青木湖を上から見るとハート型に見えるとか・・・

 

大町市には、たくさんの恋するスポットがあることから、平成25年4月1日に恋人の聖地に選定されたらしいです。

 

うーん、こじつけのような感じもしないでもないですが・・・ここでプロポーズするカップル

がいるとかいないとか・・・

 

 

ここは標高1164mということですから決して低くはありません。

 

道幅は広くはありませんが、頂上までの道路は全て舗装されています。

 

 

長野県側から見る北アルプスは、午後になると逆光になるので午前中がおすすめです。

 

日の出後間もない時間帯であれば、北アルプスの斜面が朝陽をモロに浴びて輝いて見えます。山頂から一番の絶景を楽しむためには夜明け前がおすすめです。

 

 

こちらは展望台です。

 

結構高いようで、屋上の展望台まで行くには5階分の階段を登っていく必要があります。

 

無料で利用できる双眼鏡も設置してあります。是非登ってみてください。

 

今日は少し曇っていたので快晴とまではいきませんでした。もっと天気の良い日にまた訪れてみたいと思います。

 

本日2019年4月13日より、JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が再開されるということで、さっそく姨捨駅へ見に行ってきました。

 

もっといっぱい人がいて、盛大な歓迎セレモニーでお出迎えすると思っていたんですけど、かなり寂しい感じでした。超望遠レンズを持った鉄道マニアは10名もいませんでした。

 

姨捨のホームに入ってくるクルーズトレイン四季島

 

 

一旦篠ノ井駅へ向かった四季島は、姨捨の夜景を楽しむために20:42ごろ再度こちらへ戻ってきます。そのタイミングの写真です。

 

いつもはほぼ無人駅のこの田舎の駅が、四季島が到着する時間帯や、よくわからない特別列車が通過する時だけマニアで賑わいます。

 

それから姨捨駅は、スイッチバックもで有名ですね。スイッチバックとは、険しい斜面を電車が登っていくために、ジグザグに敷かれた線路のことです。

 

四季島もこのスイッチバックを利用するといいますから、マニアにはたまりません。

 

8分ほど姨捨駅に停車、その後一旦聖高原駅へ

 

 

停車中の四季島です。

 

シャンパンゴールド?見たことがないような色合いですね。暗闇にもくっきりと浮き上がります。

 

農家のおじさん、おばさんが数名いた程度で、ほとんど見物客はいませんでした。事前告知が少なかったからかな?

 

 

乗客を一旦下ろして、ここでお酒を楽しむそうです。

 

在来線が入ってくるので、いつまでも四季島をここに置いておくワケにはいきません。一旦、隣の聖高原駅へ向かってそこで待機します。

 

約1時間後に乗客を迎えに姨捨へ戻ってくるので、21:30ごろに再度姨捨駅で四季島を見ることができます。

 

寒かったので帰りましたけどね。

 

 

ご丁寧に、見学のご案内まで掲示されていました。あらかじめ見学エリアが決まっていて、そこから自由に移動できません。

 

珍しがって、触りにいったら危ないですからね。

 

姨捨といえば、夜景ですね!

 

姨捨の夜景

 

こちらが姨捨から見た夜景です。写真が下手なのでうまく伝わらないと思いますけど(笑)

 

遠く、千曲市・長野市の市街地が見渡せます。

 

昼もキレイですよ。今の季節は桜も点在していて、里山っぽさがいいですよ。田舎を堪能できます。

 

冬になると食べたくなるおそばがあります。

 

それは、道の駅そば信の「おとうじそば」です。毎年冬の間しか食べられないんです。

 

昨日は長野へ行く用事があったので、遠回りして寄ってきました。

 

参考:【そば信】地元住民がすすめる美味しいおそば屋さん

 

信州味噌をベースに、白菜、大根、油揚げ、ネギ、人参、豚肉がたくさん入っています。野菜がゴロゴロ入っているので、結構食べごたえがあります。

 

豚汁というかけんちん汁というか、白味噌がしっかりと効いた濃い味噌汁といった感じです。

 

 

これで630円です。野菜が多いので十分にお腹がいっぱいになります。

 

ご飯が付く「おとうじそばセット」もありますけど、多分食べきれないと思いますよ。

 

素朴な味噌の味わいがいいんです!少し七味をかけると、これがまた食欲をそそります。熱々の野菜が体をポカポカと温めてくれます。

 

そばと言えばザルですけど、おとうじそばだけは別ですね。冬の楽しみの1つです。

 

 

本来、この味噌仕立てのスープにはうどんの方が合うかもしれませんが、やっぱりそば信ならそばですね!

 

ここのそばは本当に美味しんですよ。ぼくは長野県内で一番だと思ってます。

 

値段だけ高くて大して美味しくない観光客相手のそば屋さんはいくらでもありますが、そば信のそばは本物です。

 

観光シーズンになるとここは観光客と地元の人でいつも賑わってるんですけどね。さすがに冬はガラガラです。

 

すぐとなりが農産物の直売所になってます。この地方の名産品がたくさん並んでます。

 

そば信:長野県長野市信州新町水内4619 道の駅「信州新町」内

こちらをどうぞ:「手打そば そば信」ホームページ

東洋堂

 

長野市の若穂綿内というところに、東洋堂という老舗の和菓子屋さんがあります。

 

住宅街の中にあるのでかなりわかりずらいです。行くといつも路上駐車するので駐車場はあるのかないのか不明ですが、道が狭いので注意してください。

 

で、ここのあんバターどらやきが超うまい!

 

以前、サラリーマンだった頃に取引先からいただいて食べたんですけど、それ以来ハマって、長野へ行く度に買ってます。

 

これが東洋堂のあんバターどらやき!

 

東洋堂のあんバターどらやき

 

「若穂銘菓あんばた」っていうんですね。あんバターどらやきはどうやらこの辺りの名物みたいです。調べると東洋堂以外の他の店でもあんバターどらやきを販売してるようです。

 

あんバターどらやきを出したところ

 

ひゃ~!どうです?このこんがりとついたきつね色!どらやきの表面は、キメが細かくツルツルテカテカしています。

 

ハチミツが入っているんでしょうね!ほど良くついた焦げ目は食欲をそそります。

 

安っぽいどらやきって、空気が抜けた時にできるプチプチした小さい穴がたくさん表面に開いてるんですけど、東洋堂のあんバターどらやきにはほとんどありません。

 

 あんことバターのコラボが絶妙!甘さ控えめの上品なスイーツ

 

半分に切ったあんバターどらやき

 

いつもはそのまま食べるんですけど、包丁で切って中の様子を確かめてみました。

 

粒がはっきりとして甘さ控えめのあんことバターが同じくらい挟まれています。

 

バターがあっさりしてるんですよ。よくありがちな安っぽいマーガリンみたいな油っこさはありません。ちょうどあんこと混ざってほどよい甘さになります。

 

どらやきって意外と近所の人からお土産で頂いたりしますよね。でも、ぼくはどらやきって実はそんなに好きじゃないんです。

 

だいたいどこも味は同じ。あまいあんこが中に入って、1個は1人で食べきれません。いつもは嫁と半分ずつして食べてます。

 

ところが!東洋堂のあんバターどらやきは全然違います!上品なスイーツといった感じで、バターとのコラボは一級品です。

 

東洋堂のあんバターどらやきは、日本全国数あるどらやきの中でも最高傑作の部類でしょう!

 

是非一度食べてみてください。きっと満足しますよ。

 

東洋堂
〒381-0101 長野県長野市若穂綿内8520

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