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北信の田舎情報を紹介します。

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千曲川展望公園から見える夜景

 

長野県で最も有名な夜景スポットといえば、やっぱり姨捨ですね。

 

松本市の城山公園、高ポッチ高原と最近夜景を楽しんできたので、後日姨捨まで行ってきました。

 

まずは千曲川展望公園から見た千曲市~長野市の市街地を望む夜景です。

 

千曲川展望公園は、国道403号線沿いにある小さな公園です。国道403号線といえば、安曇野から千曲へ抜ける峠道の国道です。松本から長野へ向かう下道でもあります。

 

千曲川展望公園は、公園といっても道路脇にベンチが置いてあるだけの言わば展望スペースのようなところです。

 

ここからは、善光寺平(ぜんこうじだいら)と言われる平野を一望でき、千曲川や姨捨、冠着山(かむりきやま)、棚田なども一望できます。

 

姨捨には夜景スポットがいくつかあります。姨捨駅や姨捨SAなどです。しかし千曲川展望公園の標高が一番高い場所にあります。

 

ただでさえ人気のない田舎なんですけど、夜景を楽しむために街灯が全くありません。ちょっとしたデートスポットになっています。

 

夜景を見るために姨捨駅へ移動

 

 

国道403号を長野方面へ向かうと、姨捨駅へ向かう脇道が右手に出てきます。そのまま姨捨駅へ行って夜景を見ることに。

 

千曲川展望公園よりも、姨捨駅の方がちょっとだけキレイかな…標高は少しだけ低くなりますが、市街地に近づくため、夜景がはっきり見えるような気がします。

 

 

これぞ信州、北の街の夜景ですね。寒くなって空気が澄んできたせいか、いつもより輝いているような気がします。

 

夜の9時を回った頃に月が出てきました。

 

おっ!これが噂の「田毎(たごと)の月」だ!超ラッキーです。

 

シーンと静まりかえった夜の姨捨駅

 

 

姨捨駅です。朝と夕方だけ通勤・通学で人はまばらですが、夜ともなるとシーンと静まりかえっています。

 

姨捨から松本までは、ほとんど無人駅です。

 

田舎は、有名な夜景スポットでも人はほとんどいません。

 

田舎はいいですよ。

そば信の外観

 

ぼくが長野県内で一番好きなおそば屋さんを紹介します。それは道の駅信州新町の中にある「そば信」です。

 

長野へ観光で来られる人って、たいして美味しくもないようなそば屋さんに行列作ってますけど、ガイドブックなんてアテになりませんよ。

 

松本でいつも行列ができる蕎麦倶楽部佐々木なんて美味しくないですから!それから、上田にある草笛なんて最低ですよ。

 

美味しい、美味しくないっていうのは、そりゃもちろん個人の趣向もありますけど、判断する基準としては食べ比べてみることですね。

 

ほんとに美味しい店のそばを食べてから他の店のそばを食べてみてください。味の違いは一発でわかるはずです。

 

本当に美味しい店って絶対にガイドブックには載りませんから!一部例外もありますけどね。

 

そば信の店内はいつも地元住民で賑わってます

 

そば信の店内の様子

 

とにかく評判いいですよ、ここのそばのファンっていっぱいいます。いついっても昼間から地元民で賑わってます。

 

最寄りの高速道路とかもちろん鉄道の駅なんてない片田舎にあるので、観光客はこれそうにないんです。それもあって地元民で賑わってます。

 

値段も安く、とにかくそばがうまい!

 

天ざる

 

人気の秘密は、当然おいしさですけど、値段も安いんです。写真の天ざるは860円(2018年10月現在)、都会で食べたら間違いなく1300円以上はするでしょうね。

 

2年ほど前は750円だったんですけどね…まぁ仕方がないですね。

 

ざるそば

 

見てください、この美味しそうなそば!

 

特におすすめの時季は絶対的に夏です。冷水でキリリと冷やしたそばは歯ごたえ抜群です。香りにこだわる人は秋以降のしんそばの時季に行ってみるといいですよ。

 

長野へ車で行く機会があると、下道で遠回りしてそば信へいつも寄ってます。遠回りしてでも食べたいそばなんです。

 

冬季限定のそばもおすすめですよ

 

冬季限定そば

 

冬も実はおすすめです。冬季限定のそばが数種類ありますが、これがまた素朴な味わいで美味しいんです。これだけでお腹がいっぱいになります。

 

場所は、下記の通りです。国道19号線沿いにあります。

 

長野県長野市信州新町水内4619 道の駅 信州新町内

 

お昼に行くと駐車場がいっぱいです。

 

田舎っていいですね、安くて美味しいおそば屋さんがいっぱいあります。

須坂のぶどう農場

 

秋の信州は果物の宝庫です!今回は今が旬のぶどうを紹介します。

 

信州に移住してきて何がよかったかというと、やっぱり食べ物ですね。中でも果物は味も値段もその品質の高さは全国一だと思います。とにかく安くて新鮮な果物が楽しめます。

 

特に今の時季はぶどうですね。都会に住んでいた頃はぶどうというと高級な果物の一種で、そんなに好き好んで食べられませんでした。

 

でも、これだけ品数も豊富で安く手に入るとなると食べずにはいられません。

 

須坂を走る国道403号線は、通称くだもの街道

 

 

毎年9月の半ばころになると、お世話になっている人にぶどうを送るために須坂までぶどうを買いにいきます。

 

須坂とは長野市と小布施の中間あたりにある町です。市内を南北に走る国道403号線は「くだもの街道」と呼ばれるほど街道沿いに果物畑と直売所が点在してます。どこも競争ですから品質のレベルが高いんです。

 

もちろんぼくが住んでいる松本や少し足をのばした塩尻にもぶどう畑はあって販売もしてるんですけど、全然品質が違います!

 

正直言って、松本や塩尻の直売所ではぶどうは買えません。松本にある里山辺のぶどう直売所なんて行くとガッガリです。品数も品種も少ないし味もイマイチです。スーパーツルヤで買う方が美味しいですよ!

 

ぶどう直売所の店頭

 

秋に小布施や長野市へ観光で来られた方は、是非須坂へも寄ってみてください。直売所はたくさんありますから、あれこれ迷うのも楽しいですよ。

 

だいたいこういう直売所へ行くと、型崩れのぶどうや、ちょっと傷がついてるぶどうが格安で売られています。

 

ぼくが毎年行くお店では4房から5房入って、なんと600円!都会へ行くと普通に6000円で売られていてもおかしくないようなできばえです。

 

自宅で食べる分は箱詰めで600円のぶどう

 

箱詰めされたぶどう

 

これで600円ですよ!味は全く問題ありません。少し粒が小ぶりかな?っていう程度です。肝心の味は、これが実に甘い!

 

ピオーネが2房、黄華が1房、ルビー・オクヤマ(?)が1房入っています。だいたい1房は人気のないぶどうが入ってますが、今回はルビー・オクヤマですね。ごめんなさいぶどう農家さん、これいりません(笑)。

 

ピオーネは巨峰を改良したもので、味は巨峰に似ています。種がなく肉厚なのが特徴です。

 

黃華は見た目はシャインマスカットに少し似てます。シャインマスカットに比べると少しだけ酸味がありますが、甘さは全く引けを取りません。

 

それからシャインマスカットや長野パープルのような人気商品はあまり箱詰めには入っていません。

 

贈答用のシャインマスカットなんて、一粒一粒が丸々として色艶がよく、宝石のようで見るからに高級品です。

 

しかし、ぶどうってこんなに品種があるんですね。昔はデラウェアか巨峰くらいしか知りませんでした。ほんとたくさんの品種がありますね。

 

おすすめの買い方としては、贈答やお土産用には少し高めのぶどうを、自宅で食べる分はこの箱詰めです。

 

今年もよい買い物ができました!超満足です。

 

ご近所の方からピオーネを2房いただきました

 

ピオーネ

 

で、家に帰ったら、タイミングが良いのか悪いのか、近所の方からぶどうをいただきました。丸々と太ったピオーネです!ぎっしりと実が詰まってます。

 

もう、ぶどう三昧です。朝昼晩とぶどうを食べまくります。ぶどう好きなぼくにとってはたまりません!

 

早く食べないと傷んでしまいます。冷凍する手もありますが、うーん、それは多分しないでしょうね。

 

いやはいただいたピオーネも充分に甘い!

 

ツルヤで買った黃華

 

須坂のぶどう農場で買った黃華が美味しかったので後日ツルヤで買って食べてみました。

 

うーん、ツルヤのシャインマスカットは美味しかったんですけどね。黃華はイマイチでした。

 

いろんな店でぶどうを買って食べ比べるのは楽しいですよ。

 

信州の秋は実りの秋です。

栗の木

 

小布施へ朱雀を食べに行ったんですけど、やっぱり朱雀は観光客向けです。

 

話題性もあって知名度抜群ですからわざわざ食べに行きましたけど、地元の人間としては、これだけじゃ満足しません。

 

やっぱり地元で有名な栗菓子っていうものがあります。ぼくがおすすめする小布施の名店を紹介します。

 

桜井甘精堂で売ってるカップの焼き栗は小布施産でおすすめです

 

カップに入った焼き栗

 

まずは手軽に栗をそのまま食べられる焼き栗です。桜井甘精堂の駐車場で毎年焼き栗をカップに入れて売ってます。

 

なんと嬉しいことに、おまけで焼き栗を袋に入れてもらいました。「サービスで入れておきますね!」と女性の店員さんが笑顔でゴロゴロと8個も入れてくれました。これで300円は安い!お買い得な地元産栗です。

 

小布施の栗100%ですか?と尋ねたところ、100%小布施産を保証します!とのこと。嬉しいですね、やっぱり地元産の栗をまずは食べたいです。

 

焼き栗をむいたところ

 

形は少し小ぶりです。決して天津甘栗のような甘さはありませんが、しっかりと栗の味がします。できたてはホカホカです。

 

せっかく小布施に来たのなら、どこで採れたのか分からないようなシロップ漬けの栗が入ってる味麓庵の甘い福栗焼きを食べるよりも地元産の栗を食べてください。

 

なんと言っても松仙堂がおすすめです

 

松仙堂の栗菓子

 

そして最後はお決まりの松仙堂です。ここは地元の人が栗菓子を買うお店です。

 

松仙堂は小布施産の栗を100%使用しています。味は観光客向けの甘いだけの栗菓子とは一味違います。

 

今回松仙堂で買ったのは、栗きんとん、栗ようかん、栗かのこどら焼き、栗まんです。9月に実家へ帰るのでお土産として持っていきます。

 

松仙堂は小布施の中心地から少し離れたところにあるので観光客は滅多に来ません。栗林の中にたたずむ民家です。観光客で賑わう小布施のお店と比べるとほんとひっそりとしています。

 

松仙堂の栗きんとん

 

こちらが松仙堂の栗きんとんです。この栗きんとんはどこへお土産で買っていって評判いいんです。素朴な栗の味わいが楽しめます。

 

小布施に来て地元の栗を食べないのは、富山へホタルイカを食べに行ったら実は青森産だった!みたいな感じですね。青森産のホタルイカが決して美味しくないワケじゃないですけど、やっぱりその地の名産を食べたいものです。

 

小布施堂の栗おこわも美味しい!

 

栗おこわ

 

松仙堂の栗おこわは予約をしないと買えないので、今回は小布施堂の栗おこわを買いました。

 

うーん、これもなかなか美味しい!小布施産の栗がゴロゴロと入っています。砂糖で味付けがされているわけでもないので栗が甘いわけではありません。色も決して良いわけでもありません。素朴な栗の味わいを楽しめます。

 

桜井甘精堂で買ったカップの栗も、翌日白米に混ぜて食べたんですけど、美味しかったですよ。この食べ方も超おすすめです。

小布施堂の朱雀

 

テレビ東京系列の番組で紹介されて、あっという間に全国的にその名が広まった小布施堂の朱雀を食べに行ってきました。

 

毎年秋の栗の収穫時季だけここ小布施でしか食べられない朱雀ですが、2018年は9月15日からスタートしました。

 

栗の収穫時期だけの期間限定、当然ですが栗の収穫にあわせて数量も限定、東京や大阪などでは食べられず、ここ小布施堂の本店と本宅以外では食べられないという様々な希少性が重なって一躍大人気になりました。

 

テレビで紹介されたのが2015年ですから既に3年は経っています。それでもまだこれだけ人気あるなんてテレビの影響力ってスゴいですね。もちろんお金を払った上でのPRであることは間違いないんでしょうけど…。

 

しかもテイクアウトも出来ずここで食べるしかありません。わざわざ信州の山奥の小布施町まで来て食べるしかないという超レア商品なんです。

 

10:30に来て、14時予約の朱雀券をゲット!

 

朱雀券

 

この日は平日だったんですけど、午前10:30に小布施堂に到着して、予約がとれたのが午後2時でした。最終が午後2:30ですから多分ギリギリだったと思います。

 

その場で1食1,500円を払って朱雀券をもらいます。

 

まだ朱雀ははじまったばかりだったのでなんとか間にあいましたが、もうしばらくしたらとても10:30じゃ予約は取れないと思います。

 

とにかく朱雀は大人気商品です。以前数年前に朱雀を食べに来た時は土日でも少し並ぶ程度で食べられたんですけどね。今は早朝から観光客が大行列を作ります。

 

土日ともなると大挙押し寄せて早朝から行列ができます。朝5時から行列ができて朝7時には予約完了になる日もあるといいますから驚きです。

 

何も知らない人が小布施堂へ昼ぐらいに来て「あのぉ、朱雀を食べたいんですけど…」と店員に聞いてる光景を頻繁に目にします。

 

店員から混雑ぶりを聞いて予約困難であることを知ると「ひえ~そうなんですね!!」と驚いて愕然として帰っていきます。

 

朱雀を食べる予定で小布施へ観光に来る人!よほど覚悟を決めて早朝から来ないと食べられませんよ!

 

平日なら8時くらいならなんとか間にあうかもしれませんが、土日祝日ともなると朝6時には現地に到着して並ぶ必要がありそうです。早い人で5時から並んでいます。

 

とにかく朱雀の予約は非常に困難です。食べたい人は早朝から並ぶ必要があります

 

3時間待って古めかしい木造の本宅で朱雀を食べることに

 

小布施堂の本宅

 

築100年ほどは経っていそうな古い古民家で味わいます。2階もありますが、階段が急なのでお年寄りや足が不自由な人は困難です。

 

全席畳張りでイスなどはありません。ここで正座するかあぐらをかいて朱雀をいただきます。

 

朱雀の全体

 

待つこと約10分、ようやく朱雀が目の前に現れました。

 

色はあくまでも天然の栗の色をしたまさに「栗色」です。その場で栗を絞っているので粉っぽさがあるワリにはほとんど乾燥していません。

 

しかし、数分もすれば乾燥してひび割れてパサパサになってきそうなことは容易に想像できます。それで朱雀はこの場で食べるしかないんですね。

 

運んできた女性の店員に聞いたんですが、本日は地元小布施産の栗100%だということです。日によっては小布施以外の栗を使うこともあるということです。

 

やっぱり味云々と言う前に、地元小布施の栗を食べたいですよね。本日はとりあえず小布施産栗100%ということを信じていただきます!

 

味は単調なので食べてると飽きてくる

 

朱雀の断面

 

朱雀を実食!味は決して「めっちゃ美味しい!サイコー」というワケではありまさえん。

 

小布施の栗は基本的にあまり甘くありません。その味を忠実に出しているようで、とにかく天然の栗の味しかしません。甘いパンケーキなどのスゥイーツを食べ慣れている人にはおそらく物足りないでしょう。

 

パサッとして粉っぽい感じがしますが、それが飲み込みづらくて食べ続けるのが苦しく感じられることもあります。しかも結構な量です。単調な味の連続で、食べてると次第に飽きてきます。

 

そのため周りを見ていると意外と残す人が多くいます。せっかく並んで食べたのにもったいないですね。

 

朱雀の中心部分には栗の餡が入ってますが、これが異常なほど甘い!おそらく砂糖が入っていると思いますが、これは飽きさせないためのアクセントですね。甘みの少ない周りの栗と一緒に食べると飽きずに最後まで食べ続けることができます。

 

感想としては栗本来の味を楽しめることができて満足です。周りのモンブラン状になっているところは、とにかく栗の味しかしません。

 

小布施の観光シーズンははじまったばかりで観光客もまばら

 

小布施のバスターミナル

 

ここは観光バスを停めるターミナル付近になりますが、まだ秋の行楽シーズン前で車も人もまばらです。

 

10月の連休ともなると付近は大渋滞になります。少し歩けば駐車場はいくつかあるので車で来てもほぼ大丈夫ですが、訪れる人はそれなりの覚悟が必要です。とにかく多くの人で賑わいます。夏の軽井沢みたいになります。

 

冬はガラガラでほとんど人なんていないんですけどね。

 

田舎では珍しい芸能人と遭遇!一緒に記念撮影

 

レッド吉田さんと記念撮影

 

歩いていると芸能人と遭遇!レッド吉田さんです。おそらく取材で来られていたんでしょうね。朱雀の取材にでも訪れたんでしょうか?

 

とっても感じの良い方で一緒に写真を撮ってくださいました。背がスラーッと高く、スーツがとってもお似合いのカッコいい男性でした。

 

ホント、ホント、ありがとうございます!田舎ってなかなか芸能人と遭遇する機会なんてないんで、なんかメッチャ嬉しく気持ちの良い一日でした!

 

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