月別:2017年07月
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中房川の鼠穴橋

 

山麓線を松川村の方に向かって走ると、鼠穴橋という橋があります。

この鼠穴橋近辺にには、治水のための小型の砂防用の施設がいくつか連なっていて、ちょっとした滝のようになっています。この連続する滝が美しい景観をなしています。

 

滝の落差は1.2メートルぐらいで人の背より低いくらいで流れは緩やかです。川の端から端まで繋がっているのではなく、途中木々が生い茂っているため2つに分かれているのが特徴です。

 

この川はこの近辺では穂高川とも中房川とも言われていますが、橋の欄干には穂高川と彫られています。この辺りから上流が中房川、下流が穂高川になる、ちょうど中間辺りなんでしょうね。

 

鼠穴橋を渡ると松川村、手前が安曇野市というちょうど境に位置する橋です。

 

中房川の鼠穴橋

 

この穂高川は、北アルプスの山々である有明山、東天井岳、横通岳の方から流れてきます。もう少し下流へ行くと犀川(さいがわ)と合流し、やがて信濃川となって日本海へ行き着きます。

 

当ブログでも時々出てきますが、山麓線とは北アルプスの麓に沿って走る県道25号線のことです。この近辺にある有明山神社や鐘の鳴る丘はぼくが好きな場所でもあります。

 

有明山神社は有名なパワースポットでもあり、天井絵が美しい由緒ある神社です。また別の機会で有明山神社は紹介します。

 

※後日行ってきました。詳しくはこちら⇒【有明山神社】日光東照宮を彷彿させる見事な裕明門

 

穂高川にかかる鼠穴橋は有名なロケ地でもあります

 

中房川の鼠穴橋

 

鼠穴橋の脇に細い道があります。そこに車を停めて、河原へと降りて間近で滝を見ることができます。

 

この清流がまたキレイなんです。サンダルのまま川にもジャブジャブと入ることができます。糸を引くように流れる様子は、ミニ白糸の滝のようでもあり、ナイアガラの滝のようでもありますね。

 

実は、ここはテレビや映画のロケ地にもなることがあるちょっとした有名なポイントなんですよね。最近はほとんど観光客の姿を見ることはありませんが、3年くらい前はカメラ片手に訪れる人でいっぱいでした。どんな映画やドラマのロケに使われたのかは詳しくは知りませんが…。

 

穂高川は夏になると子供達が遊ぶ天然のプール

 

中房川の鼠穴橋

 

この川は天然の水遊び場となって、夏休みになると地元の子供達で賑わいます。

賑わうと言っても、田舎なんで数人程度なんですけどね。大人もまじって遊んでます。

 

この日も浮き輪を持った子供が数人いました。なんとも涼しげです。

 

水深というほどの深さもなく、水の流れも穏やかなので、特に流されて溺れる危険はないと思いますが、なんと言っても岩場なんで転倒には気をつけましょう。

 

穂高川は天然水の無料水遊び場です。いつもオープンしていますから、お近くの方は是非どうぞ。

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テレビとリモコン

 

ぼくは家にいてもほとんどテレビの電源を入れることはありません。つまりテレビは見ません。

 

理由は単純です。テレビを見ていてもつまんないからです。すぐに飽きて見ているのがバカバカしくなってくるからです。

 

以前サラリーマンをしていた頃は、家に帰ったらとりあえずテレビの電源を入れて、寝るまでずっとつけているのが習慣でした。見ている番組がつまらなかったとしても、チャンネルを回せばどこかで面白い番組をやっていたからです。

 

つまり、その時に最も面白いと思われる番組を選んで見ていたということです。そんなテレビの見方をしている人は多いのではないでしょうか。

 

それが今じゃ、チャンネルを回すどころか電源すら入れなくなったというワケです。

 

 

低予算で作らなければならないと内容の無い番組になる

 

最近は長引く不況で、スポンサー企業も以前よりCMにお金を出せなくなりました。テレビ局は限られた低予算で視聴率の取れる番組を作らなければなりません。

 

潤沢な予算があれば内容の濃い、取材に数年の歳月を費やすような番組も作れるんでしょうけど、限られた予算になると取材にお金をかけることができません。

 

すると、どうなるか?おのずとその場限りでできあがるような、バレエティやクイズ、お笑い、商品PR、グルメ番組、番宣が多くなります。

 

特に最近は、番組の中で商品をPRすることが多くなりました。グルメ番組と称したお店の紹介で、実態はスポンサーとして宣伝費を払ってお店を紹介しているだけに過ぎません。

 

テレビ局も考えましたね。こうすると番組の中で収益を上げることができます。CMをずっと放送しているのと何ら変わりません。

 

美味しくもないお店の料理を、空々しく「旨い!美味しい!」なんて連呼しているのを聞くと次第に気分が悪くなってきます。

 

地元の人は見向きもしないようなお店なのに、テレビで放送したらあっという間に遠くから来た人で行列なんてことは珍しくありません。

 

 

ポップコーンやかき氷ごときが1,000円?!

 

だいたい、ポップコーンやかき氷に1,000円以上払うなんておかしいでしょ!!!テレビ局にお金を払って番組で取り上げてもらうから売れるんであって、番組で紹介されなかったら、買う人なんてほとんどいないと思います。

 

作ったことがある方なら分かると思いますが、どちらも簡単に作れます。ポップコーンなんて、100円ショップでも売っている乾燥とうもろこしを油をひいた鍋で炒ればすぐにできあがります。かき氷なんて言わずもがなです。原材料は水ですよ、水!

 

まぁ、お笑いの番組に関しては、笑うことは健康に良いということで100歩譲って見る価値も少しはあるかと思います。しかし、クイズ番組や番宣はねぇ…電源を切ったら、頭から完全に内容は消去され何も残りません。テレビに時間を奪われるだけで終わります。

 

以前はもっとまともなテレビ番組があったような気がします

 

以前は良質なテレビ番組がもっとあったような気がします。

ついつい時間を忘れて引き込まれるような良質なテレビ番組がもっとあったような気がします。

 

そういえば、アニメ番組も見なくなりましたね。きっと制作費がかかるからなんでしょうね。

 

最近は、若い人もテレビを見なくなったといいます。それはスマホに熱中していることも原因の1つですが、やはりテレビがつまんないからだと思います。

 

4kや8kが普及しても内容がくだらなけれれば誰もテレビは見ない

 

4kや8kのような、画質が従来に比べて格段と良いテレビ放送が2018年より本格的に始まります。けれど、高画質を必要としないお笑いやクイズ番組を4kや8kで見て楽しいですか?ぼくはちっとも楽しくないです。

 

いくらハード面が充実したとしてもソフトが面白くなければおそらく4kや8kのテレビは普及しないでしょうね。ハイビジョンで凝りていないのかな?良質な番組が増えない限り、小型の液晶ワンセグテレビで全然問題ありません。

 

まぁ、ぼくはこれからもテレビをほとんど見ることはないと思います。

サラリーマン辞めて自由になって、朝から時間をもてあます日もありますが、テレビを見て無気力に過ごしたことは今まで一度もありません。おそらくこれからもないでしょう。家にテレビがなくても全く困らないぐらいです。

 

テレビのリモコンには電源ボタンがついています。そのボタンはテレビの電源を入れることもできれば、当然ですが電源を切ることもできます。

 

見たい番組以外は思い切って電源を切ってみましょう。

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JA松本ハイランドのすいか

 

先日、JA松本ハイランドすいか村へ行ったんですけど、あまりのすいかの大きさに圧倒されて食べきる自信がなくなり、結局買う勇気が出ませんでした。試食はいっぱいしたんですけどね。

 

先日JA松本ハイランドへ行った様子も日記にしてます。詳しくはJA松本ハイランドすいか村をごらんください。

 

先日東京の嫁の実家へお盆で帰りました。東京の下町は一般的な8月のお盆よりも1か月ほど早いんです。

 

東京の実家でJA松本ハイランドのスイカを発見!

 

実家に到着してさっそく仏壇の前に座ると、お供え物が並んでいる中にひときわ大きくて目立つすいかが供えてあるではないですか!!

 

どこかで見覚えのあるシールだと思って、もしやと思いよく見ると、なんと「JA松本ハイランド」のシールがバッチリとデカデカと貼ってあるではないですか!!シールには通し番号まで印字されています。これは正真正銘の松本産すいかです。先日行ったすいか村の共選所に集められ、出荷され、そして様々の人の手を通ってここに行き着いたようです。

 

これには少し興奮しました!地元信州のすいかがまさか東京でも出回っているとは!しかもすいか村オープンからそんなに間もないのに!しかも大玉、値段は3,000円以上はしそうです。

 

オー、ウエルカム、ウエルカムすいかちゃん!

なぜか英語で大歓迎です。

 

行商の方から購入した近所の方が、お供え物として持ってきてくれたそうです。その行商人、しっかりといいもの仕入れてるね!見る目がある!

 

あの時後ろ髪を引かれる思いですいかを買うのを断念したんですけど、まさかこんなにすぐに食べることができるとは!嬉しい限りです。

 

スイカを切ってみると、中は水々しく鮮やかな赤色

 

JA松本ハイランドのすいか

 

さっそく包丁を入れます!スカッと気持ちがいいくらい下まで包丁が落ちて真っ二つに!

 

中に空洞などありません。今は出荷前に中の様子が分かるようですね。空洞があると値段がかなり安くなります。ぎっしりと実が詰まった上質なすいかです。赤色が見に鮮やかです。

 

JA松本ハイランドのすいか

 

細かく一口サイズのに切ってもらいました。種は少なめです。最近のすいかは品種改良で種が少ないのかな?詳しく知りませんけど。

昔はもっと多くの黒い種がびっしりと1列に並んでいたような気がします。

 

あれ?種だと思ったらチョコレートだった!ってワケはありません(笑)。

 

種が少なく、シャリシャリで上品な甘さ

 

JA松本ハイランドのすいか

 

食べてみます!おぉ!シャリシャリです。そしてもちろん甘くて美味しい!

 

みずみずしさでいっぱいです。少しでも口を開こうものなら、そこからスイカの果汁が滴り落ちそうです。水分が豊富なので、食べてるだけで涼しさが増すようです。夏のさわやかさが全身に行き渡ります。

 

夏って感じですね!軒先に吊るした風鈴がチリンと音をたてて、遠くからセミの鳴き声が聞こえてきそうです。

 

ホントは、ガンガンにエアコンかけて、聞こえてくるのはテレビの音だけですけど。

 

子供の頃、エアコンもない畳の部屋で、冷蔵庫で冷やしたすいかを食べていたのを思い出しました。

 

最近は甘いフルーツやスイーツと呼ばれる甘味処が増え、すいかを食べる機会も減りつつあるようです。夏の風物詩でもあるすいかは、もはや昭和の香りがする食べ物の一種なのかもしれませんね。

 

松本産のすいかを東京でいただくことができて大満足でした。

  • 松本市

信州スカイパークのラベンダー畑

 

7月23日、信州まつもと空港の横にある信州スカイパークにあるラベンダー畑でこのほどラベンダーフェスティバル2017が開催されました。

 

で、当日行けなかったので、後日ラベンダーを見に行きました。

 

あ~、よかった!まだラベンダーが残ってました。

 

実はラベンダーフェスティバルが終わった後は、誰でも自由に摘んでいいのでもう残っていないと思っていたんですよね。

 

淡い紫色をしたラベンダーがまだいっぱい残ってました

 

信州スカイパークのラベンダー畑

 

見頃は過ぎたようなので色が少し褪せているようですが、それでも紫色がはっきりと残っています。

 

ラベンダーというと北海道の富良野を連想しますが、ここ信州にもラベンダーパークは意外とたくさんあります。

 

とは言うものの、観光客を呼び込むにはまだまだ定着していないようです。

 

信州スカイパークのラベンダー畑

 

近くで見ると、小さな紫色の花がたくさんついていて可愛いですね。つぼみなのか咲いた後なのか、ちょっと見ただけでは分かりません。

 

実はラベンダー畑と言っても、そんなに広いところではなく、ちょっと大きめな部屋ぐらいの広さなんです。

 

とはいうもののびっしりと隙間なく植えられているので、見応へはあります。

 

さっそくラベンダーを摘んで持ち帰ることに

信州スカイパークのラベンダー畑

 

ぼくが行った時には、おばさんが2人、黙々とラベンダーを摘んでいました。そんなに摘んでどうするの?っていうぐらい摘んでました。

 

まだ後から人が来るかもしれないので、少しは残しといてよ!って心の中でつぶやきながらぼくも持ち帰る分を摘むことにしました。

 

おっと!油断しているとなくなっちゃう!

ぼくも持参したナイフでとりあえずスパゲッティ一人前の束くらい摘みました。

 

こういう時はあまり摘みすぎないで、次の人にも残しておきましょう。

 

ドライフラワーの完成!しばらく飾っておきます

 

信州スカイパークのラベンダー畑

 

これが持ち帰ったラベンダーです。束ねて干してドライフラワーにすればしばらく楽しめそうです。

 

ちょっと香りは弱めかなぁ。けど、この微かな香りがいいんですよね。

 

束にして逆さに吊るしてしばらく乾燥させます。ドライフラワーのできあがり!

 

捨てずにとっておいた牛乳瓶があるので、そこに差してずっと部屋に飾っておきます。

  • 松本市

松本城の蓮と睡蓮

 

梅雨が明け、あじさいの花の見頃の時季もそろそろ終わりを迎え、本格的な夏の到来と言いたいところですが、ここ信州松本は数日間雨が降ったり止んだりの日が続いています。

 

17日間続いた真夏日も一休みです。昨日は久々に最高気温も30度を下回りました。

 

そんな中、松本城のお堀の蓮(はす)と睡蓮(すいれん)の花が見頃となりました。

 

「お堀」と書きましたが、「埋の橋(うずみのはし)」のすぐ近くにある小さな池で、もとはお堀の一部だったところです。歩いて3分程度で1週できるくらいの大きさです。

写真の中央やや左上に見える赤い橋が埋の橋です。

 

松本城のお堀には蓮と睡蓮が混在

 

ここ松本城のお堀は、蓮と睡蓮が混在しているのが特徴です。

 

写真向かって右側の背が高く葉が水面から出ているのが蓮(はす)です。里芋のような葉をしています。花も茎が池からスーッと高く延びて咲いています。

 

向かって左側が睡蓮です。葉が水面に浮いているのが特徴です。花も水面すれすれで咲いています。

 

国宝松本城の蓮と睡蓮

 

松本城の蓮は、あの有名な大賀ハスとも言われてますが、実は怪しいんです。

 

大賀ハスとは、大賀博士が約2000年前の地層から発見した太古の蓮のことです。2000年の時を経て発芽したといいますからロマンを感じます。小学校の国語の教科書で出てきましたよね。子供心に感動したのを今でも覚えています。

 

ネットで松本城の蓮について調べてみても大賀ハスという記述が目に付きます。と言うか大半がそのように紹介されています。

 

でも実は、もともとここに自生していた蓮というのが真実らしいのですが…いつの間にか大賀ハスにすり替わってしまったようです。

 

どちらでもかまいませんけどね(笑)。

 

鮮やかなピンクの蛍光色をした蓮の花

 

国宝松本城の蓮と睡蓮

 

蓮は夏の短い間しか見ることができません。松本城は桜で有名ですが、それだけではなく、藤や蓮や睡蓮も四季折々の美しさを楽しませてくれます。

 

蛍光色のよう周りの景色から浮き上がるようなピンク色です。花びらの先端にかけてほんの少しだけピンク色が濃くなっています。透き通るようでもあり、なんとも神々しくもあり、高貴でもあり、神秘的でもあります。そう言えば、蓮はお釈迦様のお花として有名ですよね。

 

大きな花で直径15センチほどです。幾重にも美しい曲線を描き、スーッと延びた花びらはまるで和菓子のようでもあります。しかし自然の造形美はなんと見事なことか。昔の人はこんな蓮の花を見て何を想像したんでしょうか。

 

ところで蓮は、キレイな水だと小さな花にしかならないそうです。水が濁っていると大きな花を咲かせるらしんです。

 

それは知りませんでした。それ故お釈迦様の花と言われるんでしょうね。

 

ちなみに汚いと濁っているのとは違いますからね。あくまでも濁った泥水ということです。池には鯉がいっぱいいて、泥水をかき混ぜてさらにドロドロに濁らせてました。この大輪の蓮の花は鯉も一役買ってるんでしょうね。

 

可愛いクリームイエローをした睡蓮の花

 

国宝松本城の蓮と睡蓮

 

こちらは睡蓮です。蓮に比べると一回り小さめです。黄色の花が多いのですが、時々白い花が混ざっています。

 

蓮と睡蓮は微妙に咲く時季が違うようで、少し枯れかかった花もありました。

 

濃い緑色をした葉が水面を覆う中、その葉の隙間をぬうように花が池から顔をだしています。圧倒的に葉の方が数は多いんですが、葉は完全に花の引き立て役ですね。池の濁りを葉が隠しているようでもあります。

 

国宝松本城の蓮と睡蓮

 

蓮のピンクと比べるとこちらもなお一層引き立つような黄色です。どこまでも淡い淡い透き通るような蛍光色のクリームイエローです。

 

放射状に広がった花びらは幾何学的ですらあります。しかし、なんて美しいんでしょ!

 

蓮も睡蓮も、まだまだ咲いていてくださいね。そして見る人をずっと楽しませてください。

ここ3日間連続して毎晩ホタルを見に安曇野へ通ってました。

 

ホタルってうまく写真に撮れないんですよね。時々スーッと数匹のホタルが光の尾を引いた写真を見ますが、ありゃプロにしかできないワザです。とても真似できません。何枚も撮りましたが無理です、諦めました。

 

安曇野のホタル

 

で、ようやく撮れた写真が数枚ありますがこれです。

 

なんとか2日目でホタルを写真に収めることに成功したんですけど下手すぎ!懲りずに次の日も行ったんですが、雨で車外に一歩も出られませんでした。

 

安曇野の清流はホタルの生息地

 

安曇野の湧き水にはホタルが生息していて、7月中旬から8月初旬頃までの短い季間、美しく幻想的な光を楽しむことができます。

 

安曇野は北アルプスの麓にあり、湧き水の宝庫です。いたるところに名もなき小川が流れています。そして、その場所にホタルがいます。

 

3日間、カメラを手に「ホタル見に行ってくる!」なんて言って家を出るワケですが、なんとも贅沢で風流な田舎の楽しみ方です。まさに田舎暮らしの醍醐味、これ以上の贅沢はありません。

 

まだ昼間の暑さが残る7時ごろにカメラを持って家を出ます。目指すは安曇野の清流郡です。

 

最初に行ったのが、ビレッジ安曇野の敷地内にある湧き水探策路です。ここは湧き水を無料で汲める場所があり、時折近所のおじさんがペットボトル片手にやってきます。

 

夏の暑さが残り、セミの鳴き声がまだまだ元気な薄暮の7:50ごろ到着し、完全に闇が辺りを包むまで待つこと10分、川の岸辺にハッキリと輝き始めた1点の光!いました!ホタルです。暗闇を心待ちにしていたかのごとく光り始めました。

 

久しぶりに見ました。あっ!ホタル!胸の中で叫びました。もう、大興奮です。

 

この場所でホタルを確認できたのは1匹だけでした。周囲にこれ以上いそうにありません。もっと探せばいたんでしょうけど、はじめて来た場所で勝手も分からないので暗闇で散策するのも危険です。

 

行かれる方は、ビレッジ安曇野に看板が立っているので、そこで湧き水探索路を探して行ってみてください。裏庭の奥にあります。

 

 

場所を変えてホタルを探すことにしました。

 

大王わさび農園の近くの清流にたくさんのホタルを発見!

 

次に向かったのは、大王わさび農園の近くにある水色の時の道祖神のすぐ近くを流れる名もなき清流です。この清流は大王わさび農園内のわさび田へと続きます。水色の時の道祖神はぼくの好きな場所の1つで、桜の季節になるといつも来てます。

 

駐車場に来ると地元の先客が2人いました。どうやら夫婦のようで、毎晩見に来ているようです。どこにホタルがいるのか教えてもらいましたが、そんな必要もないくらいすぐに見つけられました。

 

川にかかる橋の上から覗いてみると、いました!ホタルです。幻想的な光を輝かせています。

 

はじめは暗闇に目が慣れていないせいか、うっすらとしかホタルの光が見えませんが、間もなくすると目が慣れてきて、たくさんの光が目に入ってきます。30匹以上はいます。

 

黄色と緑色の中間のような色です。ごく小さなピンホールのような点の光ですが、LEDのようにはっきりとした輝きなので一匹一匹がどこいいるのかすぐに分かりそうです。川をはさんだ両岸に水草が生えていますが、そこの茂みの中にいるようです。

 

ホタルはゆっくりとした点滅を繰り返します。ゆらゆらと飛びながら光るホタル、光りながら一直線にスーッと飛んでいくホタル、じっと動かずその場で光り続けるホタル、ホタルにも個性があるようで見ていて飽きません。

 

しばらく見ているとぼくの頭上を飛んでいくホタルも数匹いました。多分捕まえて手に取ってじっくり観察することもできるんでしょうけど止めておきます。

 

安曇野のホタル

 

足元にもよく見ると数匹のホタルがいました。

弱っているようであまり動きません。まもなく寿命を迎えるホタルでしょうか。

 

近づいて写真に収めさせてもらいました。悲しいけどそれが一番キレイに撮れました。なんとなくホタルらしい写真です。

 

耳を澄ますと、川の流れと虫の鳴き声だけが聞こえてきます。そこに音もなくホタルの光だけが漆黒の闇の中に浮かび上がります。なんと幻想的なんでしょうか!

 

これは自然のイルミネーションですね!都会の夜景や花火のような人工的なイルミネーションよりもホタルの光の方がずっとずっとキレイです。

 

諏訪湖の花火よりも隅田川の花火よりも長岡の花火よりもずっと見とれてしまいます。こんな素晴らしい風景はいつまでも残してほしいものです。

 

先客の2人は帰ってしまったので周りには誰もいません。ぼく1人です。

 

ホタルが見える有名なスポットというと、近所が車で渋滞して、人が大勢いる場所が多いようですが、ここではそれはありません。人の気配すらありません。

 

暗闇の中では昼間と違って目から入る視覚の情報が極端に少なくなるので、わずかな光にも敏感になります。そして視覚以外の感覚もいつもより敏感になります。

 

時々数百メートル先を走り抜ける車のライトや、遥か遠くに見える街の明かり、川の流れの音と虫の鳴き声がはっきりと耳に入ります。そしてそれ以上にホタルの光がハッキリと目に入ります。

 

しばらく写真を撮るのを止めてホタルの光に見とれていました。映画「火垂るの墓」のワンシーンを思い出して切なくなってきました。きっとホタルも短い命なんだろうなぁ…。

 

安曇野には広範囲でホタルの生息地があります。田舎暮らしをしている者にしては清流とホタルは日常的な普通の光景なのかもしれません。都会の人からすると信じられなことだと思います。

 

今回2箇所だけ安曇野市内を回りましたが、おそらくホタルが出る場所は探せばいくらでもあるのではないでしょうか。こんなに日常的に普通にホタルが出る安曇野って本当に素晴らしいところだと思います。

 

ホタルの見頃は7:00から8:00ぐらいまでです。わずか1時間ばかりの間一生懸命輝き続けます。9時を過ぎる頃になると途端に光の数が減ります。ホタルを見に行く方は時間に気をつけましょう。

 

安曇野の清流

 

これは昼間に下見に来た時に撮ったホタルがいる清流の写真です。特に名前はありません。

 

バイクでツーリングで来た観光客が時々立ち止まって写真を撮ってます。

 

子供の頃、実家のある名古屋緑区でホタルが大発生、それ以来のホタル

 

その昔、ぼくが小学生の頃、名古屋の実家近辺で1年だけホタルが大発生したことがありました。その時依頼ですね、ホタルを見たのは。

 

名古屋市内でホタルが大発生したのはあれが最初で最後だったのではないでしょうか?当時地元では新聞やテレビで連日のように報道され話題になりました。

 

あのホタルは一体どこから来て、どこへ去って行ったんでしょうか?今でも時々ふとあの時の光景を思い出すことがあります。

 

 

久しぶりに見たホタル、感動ですね。街のネオンよりも、遊園地のパレードよりもずっとずっと美しいです。この光は決して人の手では作ることはできません。

 

明日も時間があったら見に来る予定です!

安曇野市エキストラ登録申請書

 

またま安曇野市でエキストラを募集しているサイトを見つけて、さっそく応募することにしました。細かい点は分かりませんが、なんとなく面白そうですよね。応募の理由はただそれだけのことです。あと、結構毎日ヒマなんで(笑)。

 

松本市や安曇野市は、その景色の美しさから映画やドラマのロケ地としてよく使われます。長野県全域まで入れると、ロケ地となった映画やドラマは枚挙にいとまがありません。

 

そんな美しい景色を背景とした映画やドラマに通行人としてでも出られたら面白いですよね。

 

独立すると毎日時間を持て余すことも

 

ぼくはサラリーマンを辞めて独立して、アフィリエイトを専業としていますが、自宅兼作業部屋でパソコンに向かって作業ばかりしていると、退屈になって何もせずボーッとすることがあります。2か月間ほどボーッとして何もしないこともありました。

 

仕事と休日のメリハリを自分でつけないと、長い時間ブラブラとしてかなり時間をもて余してしまいます。

 

このブログを始めたキッカケの1つとして、地域の社会にわずかばかりでも貢献できたらという思いがありました。広く全国の人に松本や安曇野の素晴らしさを知ってもらえれば、移住者や観光客が増えて微力ながらこの地域の社会に貢献できます。

 

それに、知らない世界をちょっと覗いてみたいという好奇心もあります。

 

さっそく申請書に記入

 

安曇野市エキストラ登録申請書
こちらが登録申請書に書いた内容です。

 

出演可能な曜日:月曜から日曜まで全てOKです!もちろん祝日もOKです。

出演可能な時間帯:これまたいつでもOKです。なんなら深夜もOKです。

 

会社を辞めて完全なフリー状態の専業アフィリエイターなんで時間はなんとでもなりますよ(笑)。

 

どれくらエキストラの依頼があるのか全く不明です。エキストラの登録をしている人の話しも聞いたことがありません。

ただ、エキストラの依頼は急に来るそうです。しかも詳細な内容など一切事前告知などありません。大物人気俳優が来るなんていう噂が広まったら大変なことになるから、ギリギリまで詳細は好評しないんでしょうね。

 

あれ?なんで住んでる松本じゃないの?安曇野なの?って思われる方もいるでしょうね。

実は、松本市でも同じようにエキストラを募集していますが、登録申請書の提出方法の明記がなく、しかもかなり上から目線的な感じがしたので止めておきました。

 

少しでも気がすすまないことは無理してやらない方がいいですね。これは鉄則かも。

 

その日の夕方には登録完了のメールが届きました

 

エキストラ登録完了メール

 

で、さっそく夕方には登録処理完了のメールが安曇野市役所から届きました。

 

なんでもいいから依頼が来ることを待ってますよ!もちろんそこで知り得た情報はむはみにブログに書いたりはしませんから(これがエキストラの条件のようです)。

ホントは書きたくて書くたくてしかたがないんですけど…

 

できたら喫茶店でコーヒーを飲んでいるだけのエキストラがよさそうです(笑)。

 

延命水

 

安曇野市堀金烏川の山奥に、岩の隙間から北アルプスの雪解け水が滴り落ちる白糸の滝のようなところがあります。そしてその水は延命水と呼ばれています。

 

もちろん延命水はそのまま飲むことができます。長い時間をかけて濾過された水なので混じり気もない、純粋でキレイな水です。

 

延命水

 

岩肌には苔と水草がいっぱいに生い茂っています。この辺り一帯は水の滴る音と静けさが合いまって、ひんやりとしています。おそらく体感温度は5度くらい低いと思います。

 

延命水

 

一応水飲み場のようになっていますが、上から滴る水を竹でできた樋(とい)で受け止めているだけの単純な作りです。

 

最近、延命水の設備をリニューアルしたということですが…

 

実は最近、市民タイムズで、この樋を新しいのに交換したという記事を読みました。下記がその紙面の写真です。

 

延命水

(7月2日 市民タイムズより)

 

以前の樋とあまり代わった様子はありません。プラスチック製の清潔感のあるものと交換したと思っていたんですが、相変わらず竹のままです。写真はその記事です。

 

これが新聞の記事になる事自体スゴいですけどね。さすが田舎です。超ローカルすぎる話題です。

 

「憩いの場」なんて書いてありますけど、ほとんど人はいません。猿はよく見ますけどね。

 

延命水

 

結構竹製の樋は汚れているような…潔癖症の方は飲むのに抵抗があるかもしれません。水道水と違って塩素などの消毒液が入っていないため、余計に汚れやすいのかな?

 

しかし、安心してください。延命水の水質は定期的に安曇野市が検査していて、問題なく飲めるというお墨付きなんです。

 

ここから直接手の平で延命水を受け止めてゴクゴクと飲みます。

これがまた程よい冷たさで、美味しい!なんと贅沢な水なんでしょうか!体中に爽やかさが行き渡ります。延命水の名のごとく少し寿命が延びたような気がします(笑)。

 

ミネラルがどうとか詳しい成分は分かりませんが、どこまでも無色透明で混じり気もない、生まれたての純粋な水です。

 

せっかく来たので家から持参したペットボトルに注いて持って帰ります。これでこんばんはご飯を炊こうと思います。

 

近くには清流が、この水がまた美味しい!

 

延命水

 

すぐ道路脇には車を5台ほど停められる駐車場があります。もちろん平日なんで誰もいませんでしたけど。

 

その駐車場の奥へ降りると、これがまた延命水よりもキレイじゃないかっていうぐらいの清流があります。

 

この川の水、そのままゴクゴク飲むとこれがまた美味しい!延命水よりも多分美味しいのではないでしょうか?

 

ここでコーヒーなんて沸かしたり、日本茶を入れたりしたら旨いだろうなぁ…是非やってみたいと思います。

 

天然の川の水は飲んでもお腹をこわすことはありません

 

川の水なんて飲んでお腹こわすよ!って言う人がいると思いますが、それは多分ないでしょう。

 

水でお腹をこわす原因は合有するカルシウム成分によることがほとんどです。煮沸してもカルシウムの成分は壊れないので、例え沸騰させてもやっぱりお腹はこわします。海外で生水を飲まなくてもお腹をこわすのはそのためです。

 

延命水

 

山奥なんで住所なんてありません。

 

行かれる方は、日帰り温泉施設「ほりでーゆー四季の郷」を目指してください。さらに奥へ進むと写真のような看板が出てきます。

 

ここから延命水までは約4.2キロです。途中道も細くなり、車がすれ違うのも大変な場所もあります。

 

すぐ脇には熊出没注意の張り紙も

 

延命水

 

今年はいつもの年よりも熊の目撃情報が多いようです。やっぱりこの辺りにも熊が出るようです。

 

途中猿が何頭もいました。時々猿の群れに遭遇することもあります。

 

帰ってさっそく延命水でご飯を炊きました

 

延命水

 

帰ってから延命水でご飯を炊きました!

 

バカうま!って言いたいところですが、普段飲んでいる松本市の水道水で炊いたご飯とほとんど変わりませんでした(笑)。

 

気分の問題ですね。

  • 松本市

梓川ふるさと公園のあじさい

 

松本市の西のはて、あと200メートルほどで安曇野市という場所に梓川ふるさと公園があります。

 

梓川ふるさと公園の修景池(しゅうけいいけ)といえば、春になると周りを取り囲むように咲く桜が綺麗だとうことです。

 

その桜の季節が終わり、新緑のまぶしい季節を終え、小暑を過ぎた頃にあじさいが見頃の時季をむかえます。今年も例年通り6月ぐらいから咲き始めたということです。

 

左端に見えるのが修景池です。実は、まぁなんと言うか、あまりキレイな池ではありません。拡大写真を載せるのは止めました。

 

たくさん鯉が泳いでいましたが、近づくと人の気配を察っして逃げて行きます。可愛くありません。松本城のお堀の鯉は、人の姿を見ると寄ってくるんですけどね。

 

鮮やかすぎるほど美しい青色をしたあじさいでいっぱい

 

梓川ふるさと公園のあじさい

 

花びらがびっしりと付いたあじさいの花は、鮮やかすぎるほど美しい青色をしています。

 

梓川ふるさと公園のあじさい

 

近くで見ると隙間がないぐらい花びらが密集しています。一房一房が重そうですが、しっかりと上を向いています。

 

7月いっぱいまではこのあじさいの花を楽しめるそうです。

 

平日は人影もない寂しい梓川ふるさと公園

 

梓川ふるさと公園のあじさい

 

咲き始めのあじさいの花は淡い紫色をしているようです。

 

梓川ふるさと公園は市民の憩いの場、と言いたいところですが、松本市街地からかなり離れているため、利用する人もほとんどいないような寂しすぎる公園です。今日は平日ということもありますが、誰もいなくてシーンと静まり返っています。

 

ただ夏の暑い日差しが無言で照りつけるだけの、日差しをさえぎるものもほとんどない公園です。

 

梓川ふるさと公園のあじさい

 

この修景池に流れる一本の用水路のようなミニ滝があります。その周囲のあじさいはなぜか白色の花びらなんですよね。なんででしょうか?

 

このミニ滝周辺だけひんやりとしています。温度が低いせいか、まだあじさいは咲き始めたばかりのようです。

 

梓川ふるさと公園のあじさい

 

梓川ふるさと公園は県道25号線、通称山麓線沿いにあります。この道をさらに安曇野方面へ向かうとイタリアン、パン屋さん、お蕎麦屋さんが多くあり、土日ともなると観光客で賑わいます。

 

しかし、梓川ふるさと公園の周りは何もないようなホントの田舎です。

 

県道25号線を走っていると「梓川ふるさと公園」と書かれた標識が出てきますから、すぐ分かると思います。

 

来年は是非桜の季節に行ってみたいと思います。

岩原地区のひまわり

 

松本と安曇野の一帯は美ヶ原高原や北アルプスの山脈に囲まれた盆地になっており、一般的に松本盆地と言われています。

 

そして、その松本盆地の西側の山際を沿うように半円状に通過する県道25号線は、この辺りでは「山麓線」の愛称で呼ばれています。山麓線沿いにはイタリアンのお店やパン屋がたくさんあり、土日は関東方面からの観光客で賑わいます。

 

多くの観光客で賑わう山麓線沿いでみつけたひまわり畑

 

その山麓線を車で走っていたら、見つけました!満開のひまわりです。ひまわりというと8月のイメージがありますが、7月の中旬に既に満開です。

 

岩原地区のひまわり

 

ギラギラと刺すような日差しに照らされているひまわりの花を見ると、夏本番って感じがしますよね。

 

背丈はぼくの身長を軽く超えていますから2メートル以上はあります。花の直径は30センチ以上ありそうです。

 

関東甲信地方は本日ようやく梅雨明け宣言が発表されました。

しかし、いつになく今年は暑いような気がしますけど、皆様の所はどうでしょうか?

 

この暑さは始まったばかりで、この先まだまだ続くと思うとゾッとします。

 

信州の夏もやっぱり暑いです、決して涼しいワケじゃありません

 

岩原地区のひまわり

 

信州は東京や名古屋に比べると湿度はそんなに高くはありません。

 

では暑さはというと、はっきり言って暑いです。信州というと高原のイメージで少し涼しいイメージがありますが、夏の暑さに関して言えば全くそれはあてはまりません。連日35度オーバーの真夏日が続いております。

 

東京では昨日雹(ひょう)が降ったそうですね。

ぼくも一度、塩尻市の洗馬を車で通りかかった時に偶然ひょうが降ってきたことがあります。洗馬といえばレタス畑が広がっていますが、大粒のひょうがレタスに穴を開けて随分被害が出たということでした。レタスの葉は柔らかいですからね、氷の塊が降ってきたらひとたまりもないでしょうね。

 

岩原地区のひまわり

 

通っていた歯医者も今日で一応一区切りです。すぐ歯石がつくようで2か月前にゴリゴリと取ってもらったんですが、今日また歯石を取ってもらいました。

 

普通の人なら6か月に一度の定期検診で済みますが、次回は4か月後に定期検診です。

多分また歯医者さんへ通うんだろうなぁ…。

 

夏は安曇野が最も輝く季節です。是非お越しください。

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