- 投稿 2018/04/28 更新
- 安曇野市
2018/04/26
「こごみ」って知ってます?一見すると、ワラビやぜんまいにも似た山菜です。先端がクルクルと丸まって、そこに細かい葉がびっしりとついているのが特徴です。この時季山に入るとよく採れるようで、土筆(つくし)や...
2018/04/22
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2018/04/20
人里離れた乗鞍高原の一ノ瀬園地の湿地帯には、毎年初夏の頃になると見事な水芭蕉の群生地が広がります。今年は例年より早く開花した様子で今が見頃です。白い包皮は手招きしているようでもありどこまでも純白に近い...
2018/04/12
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2018/04/08
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2018/04/08
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2018/04/05
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2018/04/05
松本市の北部、松本の高級住宅街とも言われている蟻ヶ崎からさらに高台へ登ったところにアルプス公園があります。広大な敷地から望む北アルプスがとにかく絶景!晴れた日には信じられないほど美しい山々が視線の先に...
「こごみ」って知ってます?
一見すると、ワラビやぜんまいにも似た山菜です。先端がクルクルと丸まって、そこに細かい葉がびっしりとついているのが特徴です。
この時季山に入るとよく採れるようで、土筆(つくし)やワラビ、ぜんまいと並ぶ春の山菜の代表各ともいえます。
小さい頃に母親にイヤイヤ連れていかれて、山でワラビ採りをすることもありましたが、こごみやぜんまいには目もくれなかったことを覚えています。
濃いグリーンが色鮮やかですね。
茹でると濃いグリーンが少し薄くなって、黄緑色になります。
ワラビなどは苦味が強いのでアク抜きをしないといけません。実はこれがかなり面倒な作業なんです。
一方でこごみはアク抜きなどはする必要がありません。サッと茹でて鰹節をパラパラ、そして醤油を軽くかければすぐに食べることができます。
簡単に春の味覚を楽しむことができます。
ほどよい歯ごたえと、ほんのりとした苦味が絶妙!春の息吹を感じるような爽やかな味です。
ぼくはお酒はほとんど飲みませんが、きっと日本酒好きにはたまらない味だと思います!
茎の部分と葉の部分の味はほとんど同じですが、歯ごたえが微妙に違っています。春の味が濃縮されたような山菜ですね!
あまり醤油をかけすぎると、せっかくの春の味わいがなくなってしまいますね。
昔は実家の近くでこういった山菜はいくらでも採れたんですけどね。今は住宅街になってしまい、ほとんど採れなくなってしまいました。
これから秋まではいろんな食材で季節を感じることができそうです。田舎の四季は食べ物で感じることが多いです!
もうとっくに桜の季節は終わったと思っていたんですが、まだまだ満開の桜を楽しめる場所がありました!
松本市島立にある歴史の里です。ここには重要文化財となっている旧松本裁判所が保存されていますが、すぐ脇に植えられている7本の八重桜が満開の時季を迎えています。
こちらが旧裁判所です。もともと松本城のすぐ近くにあり、昭和52年まで裁判所として使われていました。
裁判所の内部を見学するのは有料ですが、桜見物は無料で楽しめます。
見事な咲きっぷりですね。
この日は松本市内で30度を超える真夏日でした。4月だというのに、ホント暑かった!日差しも強かったので帽子が手放せない陽気でした。
7本の桜とはいえ枝が横に広がっているので桜のトンネルのようになってます。八重桜だけあって花びらの密度が高く、ほとんどの陽の光を遮断します。
花びらが幾重にも重なっているので、その重みで花は全て下向きに咲いています。
重みで枝が折れるんじゃないかっていうくらいびっしりと咲いています。
ほんのりとピンク色に染まってびっしりと咲いた様子は、ティッシュで作った造花のようです。
松本城の桜はまだ雪が舞うほどの寒い時季に咲きますが、ここの枝垂れ桜は季節はずれともいえるくらい暑い日に満開を迎えました。
ここの桜が今年の見納めですね!
今年も行ってきました!乗鞍高原の水芭蕉です。人里離れた高原の湿地帯には見事な水芭蕉が一面に群生しています。
乗鞍高原に初夏を告げる水芭蕉は毎年4月の末から5月中旬ごろに見頃を迎えますが、今年は例年より早く開花したようです。
去年行ったのは5月13日ですから、今年はずいぶん早く咲いたようです。
去年の日記:【乗鞍高原の水芭蕉群生地】高原に春のおとずれを告げる純白の水芭蕉
これは見る価値ありますよ!
しかし、松本に住んでいて思うんですけど、松本市ってホント広いですね。乗鞍高原ってほぼ岐阜県ですよ!ここまで松本市内かと思うと松本の観光資源の豊富さを改めて感じてしまいす。
乗鞍高原の雪解け水が付近一帯に小川を作っています。
どこまでも柔らかい流れは時折淀みを作り、そこには点々と水芭蕉が咲いています。か弱い植物ですからね、流れが急だと根付かないんでしょうね。
「夏がくれば~思い出すぅ~」どこからともなくそんな歌声が聞こえてきそうな、どこまでものどかで春本番という感じの乗鞍高原です。
この日は松本市内でも日中は21度を超える陽気でした。標高1200メートルのこの辺りはさぞ涼しいかと思いきや、これが全然、暑いくらい。周りに残る雪がどこか殺風景な感じすらしました。
水芭蕉散策コースが木造の橋で整備されているので、誰でも特に登山用の服装をすることなく楽しむことができます。
しかし、群生地の中にはコースから外れて、山道を歩いていく必要があります。そこは去年訪れてなかったので、今年は行ってみました。
標識が雪に埋もれてます!長靴をはいていないと靴がドロドロになる可能性があります。
丸太を置いただけの簡単な橋の上も、場所によっては歩いていきます。
足を滑らせても不思議ではないので、高級なカメラを持っている人は小川に落とさないように注意してください。
どこまでも純白に近い魅惑のシルキーホワイト・・・って感じですね!
手の平で「おいで、おいで」と手招きしているような包皮は、見ている人に何かを訴えかけているようです。
初夏の強い日差しを守る日傘みたいでもありますね。
乗鞍高原の水芭蕉群生地へ行くには、とにかく一ノ瀬園地を目指してください。
近くまで行くと写真のような看板が出ています。駐車場は広いので余裕を持って車を停められると思います。
後は手書きの標識が出ていますから、それに沿って歩いていくだけです。
松本市波田の上海渡(かみがいと)という地域に、カタクリの群生地があります。
全国にはカタクリの群生地といわれる有名な場所が13か所ほどあるようです。そのうちの1つがここ松本にあります。身近なところにこんな素晴らしところがあるなんて知りませんでした。
場所は、松本市内から上高地へ向かう国道158号線沿いにあります。158号線とほぼ平行して走る上高地線の終着駅でもある新島々駅の近くです。
左手にセブン-イレブンがありますが、その直前のお蕎麦屋さんの看板がある細い道を左に入ります。そのまま踏み切りを超え、まっすぐ走ると稲荷神社がありますが、そのすぐ右手の細い道沿いです。
集落のすぐ近くに広がる傾斜40度ほどの斜面に、およそ2万株のカタクリが広がっています。
広さとしては10メートル×200メートルぐらいでしょうか。後ろには雑木林が広がっているので、日中でもうっすらとした場所です。
そこに淡い紫色の花を斜面の下側に向けたカタクリの群生地が広がります。
温められた春の風が斜面に沿って吹き上げると、一斉にカタクリの花弁もヒラヒラと揺れます。その姿はまるで妖精のようです。飛んだり跳ねたりして、春の訪れを喜んでいるかのようです。
そんな様子が可愛らしいこと!それまでただじっと咲いていただけのカタクリの花が、生を受けたようにリズムカルに動きます。
春の訪れを告げる花は桜だけじゃないんですね。
1株でだいたい3輪ほどの花が咲いていますが、中には5輪ほど咲いている花もあります。葉のグリーンと花びらの紫色のコントラストが絶妙です。水彩画のうよな世界です。
下を向いて咲く姿はなんとなくシクラメンみたいですね。
花びらは細長く淡い紫色をしています。途中で反り返るように反転して上を向いています。花糸は濃い紫色をしていて、花の奥から突き出すように外に向かって伸びています。
いやはや、自然の造形美ってほんと見事ですね。
地面に寝転がって写真を撮っている熱心なカメラマンも数人いました。なかなかどかないんですよね。早くどいてほしんですけど。
斜面に沿ってカタクリは咲いているので、下から見上げるように撮るとうまく撮れるようです。
カタクリを摘んでいるおばさんがいましたが止めてほしいものです。
天然記念物とまではいかないので、軽い気持ちで摘んでいるんだと思いますが、実は地元の方々が日頃から愛情を込めてカタクリの手入れをしているんです。
そんなカタクリに対する思いを摘み取ってほしくないですね。1輪だけでしたからぼくも何も言いませんでしたけど、もっと摘むようなら注意していたと思います。もしも目撃された方がいらっしゃったら注意してあげてください。
安曇野市の田園風景のど真ん中、遥か北アルプスを望む畑の真ん中に本村の大シダレザクラがあります。
安曇野には桜の名所がたくさんあります。しかしどの桜の名所へ行ってもほとんど人はいません。地元の人にとっては毎年の普通の光景なので、特に珍しさもないようです。
下に並ぶのはお墓です。お墓に覆いかぶさるように上から見事に枝が垂れ下がっています。
観光で来られた方は車がないと安曇野市内は広くとても周りきれませんが、ここまで来る観光客はまずいないでしょうね。
この日も曇っていて残念だったんですけど、晴れていれば背後に北アルプスが広がります。
なんと!安曇野市の天然記念物ということです。
江戸時代に、墓地を造成した際にこのしだれ桜を植えたそうです。一体どれくらいの年月が経っているのでしょうか。
せっかくのお花見日よりかと思いきや、前日は台風なみの低気圧で松本は一晩中暴風雨。それどころか長野県の北部では雪が降るなんて予報すら出ています。
この時季は風が強い日がありますが、ホント、止めてほしいですよね。時季をずらしてもらいたいものです。せっかく開花した桜があっという間に散ってしまいます。
松本市の北部、アルプス公園の近くに城山公園という桜の名所があります。城山公園というと長野市の桜の名所を思い出しますが、ここ松本市にも同じ名称の桜の名所があるんです。
で、その城山公園へ行く上り坂の途中に見事な桜のトンネルがあります。
場所は、「城山公園に続く坂道」としか説明のしようが・・・
あまり注目されない、どちらかというと無名とも言える場所ですが、実に見事な桜のトンネルが毎日この季節だけできあがります。
幅6メートルほどの狭い道路です。近所の人が利用する生活道路で、車は途切れない程度にここを通過します。
自転車も小型のバイクも、高校生も、おじいさんもおばあさんもここを通ります。
住宅街のほんの一角にある桜並木は、片側に桜が10本もないほどの短い距離です。数十メートルに渡って続く見事な桜並木・・・というほどではありませんが、地元の人が買い物の途中にちょっと遠回りして寄るようなこじんまりとした桜並木です。
やっぱりこの季節は車も心なしかゆっくり走行してるような気がします。
運転手さんが、車が通過する際の風で桜の花が散ってしまうことがないよう心がけているのかな?
そして、そのまま城山公園の桜並木も見に行ってきました。ここの桜は有名ですから訪れたことがある方も多いと思います。
やはりこちらも見事な桜のトンネルですね!公園内に舗装された道路が続きますが、その周りを桜が埋め尽くしています。
土曜日ですが人は少なめですね。露天も出ていましたが、お客さんがほとんどおらず閑古鳥が鳴いてました。
とりあえず、松本城や弘法山の桜にみんな行ってしまうんでしょうね。城山公園は桜の名所を行き尽くした方が訪れる場所かもしれません。
なんでこんな太い幹に花が咲くんでしょうか?
枝がなくても桜って咲くんですね。
今年も行ってきました!安養寺のしだれ桜です。
松本市から上高地へ向かう国道158号線沿いの向かって右側に、樹齢500年ともいわれるしだれ桜が立ち並ぶ安養寺があります。
やっぱりここの桜は別格ですね。松本城の桜も、弘法山の桜も、城山公園の桜も、アルプス公園の桜も当然好きですが、やっぱり安養寺のしだれ桜は見応えがあります。
なんというか、安養寺のしだれ桜は風格・品格が違います。どうだ!と言わんばかりの咲きっぷりです。
昨日はアルプス公園へ桜見物に行ってたんですけど、たまたま時間ができたので、急遽見にくることができました。
そうしたら、ちょうど満開(だと思います)!これはタイミングが良かったです。
もっともしだれ桜って開花している時間が長いので満開の判断が難しいようです。明日の方がもっと満開に近い状態なのかもしれません。
これで4年間、毎年来てます。今年もいっぱい咲いてくれてありがとうね。
安養寺のしだれ桜は、いつもは松本城の桜よりも少し遅れて満開になるんですが、今年は例年よりもかなり早い開花と満開のようです。
樹齢500年とも言われているしだれ桜の巨木は圧巻です。去年よりも背丈が低くなっているような気がしますけど、木の上の方を伐採したのかな?
いつ見ても思うんですけど、上から降り注ぐように咲く様子は桜のシャワーですね。とめどなく流れ落ちてくるようです。桜の花びらの滝のようでもあります。
枝にびっしりと花がついているので、重さで枝が垂れ下がっています。少し濃いめのピンクが青空によく映えます。
この辺り一帯だけが桜の花びらが陽の光を遮っているので、少し薄暗くも感じられます。その枝や花びらの隙間から少しだけ覗く青空がまた一段と濃く感じられます。
「相変わらず」という言葉は一般的にあまり良い意味を含んでいませんが、安養寺のしだれ桜は「相変わらず」見事です。
桜が咲いるのはほんの1週間ほどです。花びらが散ると次に咲くのはまた1年先です。当然ですが咲いていない時季が1年のうちのほとんどです。
けれどこの桜が咲いているほんの1週間余りの時間がどれほど輝いているか!
人間も輝いている時間というのは、一生のうちでほんの短い時間かもしれませんが、時間じゃなくてその輝き具合なのかなぁ・・・なんて思ってしまいました。
今年はもう来れないかなぁ・・・時間があればまた訪れたいです。
また来年も「相変わらず」の美しさを見せてくださいね。
松本市の北部、松本の高級住宅街とも言われている蟻ヶ崎からさらに高台へ登ったところにアルプス公園があります。
ここから見渡す北アルプスがとにかく絶景!晴れた日には信じられないほど美しい山々が視線の先に広がります。
単純に見晴らしが良いだけではなく、アルプス公園では四季折々の田園風景とともに北アルプスの絶景を楽しむことができるのが特徴です。
例えば夏であれば、山の深い緑、生き生きとした木々の緑、そして活気にあふれた里山の風景が広がります。
冬であれば、山頂に雪を被り青い色が中心の山々、冬枯れした黒っぽい木々、じっと寒さに耐える里山の厳冬風景が広がります。
そして、なんと言っても春は桜の淡いピンクが景色に色を添えます。
ここでは松本や安曇野を紹介する際によく写真で使われるような光景を目にします。まさに絵画的な風景といえます。
標高が1,000メートルほどあるので時折冷たい風がヒューッと吹き抜けます。
何も障害物がないので冷たい風はそのまま体感温度を下げます。いくら春の日差しが強くても、まだまだ寒いですね。
しかし、時折山の斜面に沿って下の方から温かい風が吹き上がってきます。山の下の方で温められ、上昇気流とともに斜面をかけ昇った空気は頬にあたると心地よく、冷えた体を少しだけ温めてくれます。
視線の先の遥か上空に山頂が挑めます。中心にある常念岳は標高3,000メートルほどありますから、やっぱり高いですね。手が届きそうなくらい近くにあるように見えます。
ほんとは遥か先の遠い場所にあるんですけどね。
平日に訪れたんのでほとんど人はいませんでした。広大な敷地で北アルプスの眺めを1人じめに近い状態で堪能できました。
恥ずかしいことに、ここへ入るのは有料だと思っていて一度も訪れたことがなかったんですが、実は無料でした。今まで訪れたことがなくて、もったいないことしました!
長野県内でもこれほど広大な敷地の公園は他にないのではないでしょうか?公園内には動物園をはじめ、ドリームコースター(滑り台)、マレットゴルフ場、博物館、休憩所などもあります。家族連れでもカップルでも1日のんびりと楽しめます。
展望台があるんですけどね。中は狭くてガラス越しにしか外の景色が見えないのでイマイチです。正直なところあまりおすすめではありません。
やっぱり雄大な景色は、そのまま外の空気を吸いながら、肌で季節を感じながら眺めたいですよね。
アルプス公園はおすすめですよ!松本へ観光で来られた方、時間に余裕があれば是非お越しください。晴れた日には見たことがないような絶景を楽しむことができます。