月別:2018年09月
  • 松本市

城山公園から見た松本の夜景

 

松本市にも身近なところに夜景が美しく見えるスポットがありました。それは城山公園です。

 

なんと、調べてみると城山公園からの夜景も夜景100選に選ばれているんですね、知りませんでした。なんかちょっと嬉しいです。

 

長野県で夜景っていうと姨捨でしょうか?最近はJRの四季島という贅沢列車が止まるようになったことでも有名です。

 

長野自動車道の姨捨サービスエリア(上り)から見渡せる千曲・長野市の夜景は、夜景100選にも選ばれているという人気スポットです。

 

城山公園から見る夜景は見事ですよ!ぼくの感想では姨捨以上です。

 

おそらく城山公園が松本市街地に近いため、夜景が間近に迫って見えるからなんだと思います。これは見る価値あります!

 

夜景100選にも選ばれた城山公園の夜景

 

城山公園は松本市内でも少しだけ標高の高い場所にあります。高さ15メートルほどの展望台があり、松本市内はもちろん、安曇野の市街地から遠くは塩尻市内まで見渡すことができます。

 

この夜景はとにかく絶景でした!もっと全国でも有名な夜景スポットになってもいいんじゃないかっていうくらいの美しさです。

 

ライトアップされた松本城も見ることができます

 

城山公園から見た松本の夜景

 

よーく注意して見るとライトアップされた松本城も遠くに見ることができます。行かれる方は松本城を是非探してみてください。

 

やっぱり松本城がないと松本の夜景の価値は半減しますね。

 

ライトアップは時季によっても異なりますが、9時くらいまではしているようです。

 

城山公園から見た松本の夜景

 

夜景の美しさを、宝石を散りばめたような…なんて表現しますが、松本の夜景も美しいですよ。

 

信州というと、とかく美しい山々などの自然が観光資源となっていますが、松本には都会的な要素を含んだ美しさもあります。意外な一面ともいえます。

 

昼の景色からは想像のつかいないような夜の景色は感動すら覚えます。

 

1つ1つの灯りの下には誰かがいて、家族がいて、人の営みがあります。灯りが人生を照らしているような気もします。

 

見ているだけでなんとなく昔のことを思い出して切なくなったり、遠い故郷のことを思い出すこともあります。

 

なんてね…

 

城山公園から見た松本の夜景

 

城山公園は松本の中心地から少し離れたところにあります。そのため訪れる人もまばらです。観光客の方も滅多に訪れることはないような公園です。

 

毎年桜の時季になると花見に訪れる人で少しだけ賑わいます。松本市内では比較的標高が高い場所なので、ちょっとだけ市内の桜よりも送れて満開になります。

 

普段は人気も少ないどちらかというと少し寂しい公園です。近くにはアルプス公園がありますが、そちらの方が訪れる人は圧倒的に多いようです。

 

昼間や夕方の城山公園からの景色も絶景です

 

城山公園の展望台

 

これが城山公園の展望台です。

 

螺旋階段を登っていくと目がまわりそうになります。そんなに高いワケじゃないんですけどね。

 

天気の良い昼間に行くと小学生の団体が占拠していることもあります。

 

城山公園から見た松本市街地

 

そしてこちらが昼間に見た松本市内の様子です。高いマンションはほぼ見つけることができます。

 

しかし、意外と松本ってマンションが多いんですね。田舎ですから、ほとんどないと思っていたんですけど、意外ですね。

 

夕暮れ時の松本市の夜景

 

こちらは昨年12月の夕方頃に城山公園から松本市内を見た景色です。

 

街が薄暮に包まれていき、明かりが少しずつ浮き上がるようです。寒かったのでこの日は夜景を見るまでもなく帰っちゃいました。

 

松本には、他の夜景スポットとして弘法山公園があります。ちょうど写真左側手前に写っている小さな山のそのまた左端あたりです。

 

城山公園から弘法山公園は見下ろす位置にありますから、おそらくこちらの方が標高は随分高いと思います。その分夜景も広がりをもって見ることができると思います。

 

城山公園は無料で出入りできます。展望台は入って左側の奥にあります。

 

夜景を見に夜間に訪れる人も少なからずいますが、街灯がほとんどないので、ちょっと危ないです。夜景を見に行かれる方は懐中電灯を持参することをおすすめします。

 

城山公園に行くには蟻ヶ崎の住宅街を抜けていきますが、途中の坂道から見える夜景もキレイですよ。時々振り返りながら行かれるといいでしょう。

 

松本市内で夜景が美しい場所は、他にアルプス公園があります。次回そちらへも行ってみたいと思います。

須坂のぶどう農場

 

秋の信州は果物の宝庫です!今回は今が旬のぶどうを紹介します。

 

信州に移住してきて何がよかったかというと、やっぱり食べ物ですね。中でも果物は味も値段もその品質の高さは全国一だと思います。とにかく安くて新鮮な果物が楽しめます。

 

特に今の時季はぶどうですね。都会に住んでいた頃はぶどうというと高級な果物の一種で、そんなに好き好んで食べられませんでした。

 

でも、これだけ品数も豊富で安く手に入るとなると食べずにはいられません。

 

須坂を走る国道403号線は、通称くだもの街道

 

 

毎年9月の半ばころになると、お世話になっている人にぶどうを送るために須坂までぶどうを買いにいきます。

 

須坂とは長野市と小布施の中間あたりにある町です。市内を南北に走る国道403号線は「くだもの街道」と呼ばれるほど街道沿いに果物畑と直売所が点在してます。どこも競争ですから品質のレベルが高いんです。

 

もちろんぼくが住んでいる松本や少し足をのばした塩尻にもぶどう畑はあって販売もしてるんですけど、全然品質が違います!

 

正直言って、松本や塩尻の直売所ではぶどうは買えません。松本にある里山辺のぶどう直売所なんて行くとガッガリです。品数も品種も少ないし味もイマイチです。スーパーツルヤで買う方が美味しいですよ!

 

ぶどう直売所の店頭

 

秋に小布施や長野市へ観光で来られた方は、是非須坂へも寄ってみてください。直売所はたくさんありますから、あれこれ迷うのも楽しいですよ。

 

だいたいこういう直売所へ行くと、型崩れのぶどうや、ちょっと傷がついてるぶどうが格安で売られています。

 

ぼくが毎年行くお店では4房から5房入って、なんと600円!都会へ行くと普通に6000円で売られていてもおかしくないようなできばえです。

 

自宅で食べる分は箱詰めで600円のぶどう

 

箱詰めされたぶどう

 

これで600円ですよ!味は全く問題ありません。少し粒が小ぶりかな?っていう程度です。肝心の味は、これが実に甘い!

 

ピオーネが2房、黄華が1房、ルビー・オクヤマ(?)が1房入っています。だいたい1房は人気のないぶどうが入ってますが、今回はルビー・オクヤマですね。ごめんなさいぶどう農家さん、これいりません(笑)。

 

ピオーネは巨峰を改良したもので、味は巨峰に似ています。種がなく肉厚なのが特徴です。

 

黃華は見た目はシャインマスカットに少し似てます。シャインマスカットに比べると少しだけ酸味がありますが、甘さは全く引けを取りません。

 

それからシャインマスカットや長野パープルのような人気商品はあまり箱詰めには入っていません。

 

贈答用のシャインマスカットなんて、一粒一粒が丸々として色艶がよく、宝石のようで見るからに高級品です。

 

しかし、ぶどうってこんなに品種があるんですね。昔はデラウェアか巨峰くらいしか知りませんでした。ほんとたくさんの品種がありますね。

 

おすすめの買い方としては、贈答やお土産用には少し高めのぶどうを、自宅で食べる分はこの箱詰めです。

 

今年もよい買い物ができました!超満足です。

 

ご近所の方からピオーネを2房いただきました

 

ピオーネ

 

で、家に帰ったら、タイミングが良いのか悪いのか、近所の方からぶどうをいただきました。丸々と太ったピオーネです!ぎっしりと実が詰まってます。

 

もう、ぶどう三昧です。朝昼晩とぶどうを食べまくります。ぶどう好きなぼくにとってはたまりません!

 

早く食べないと傷んでしまいます。冷凍する手もありますが、うーん、それは多分しないでしょうね。

 

いやはいただいたピオーネも充分に甘い!

 

ツルヤで買った黃華

 

須坂のぶどう農場で買った黃華が美味しかったので後日ツルヤで買って食べてみました。

 

うーん、ツルヤのシャインマスカットは美味しかったんですけどね。黃華はイマイチでした。

 

いろんな店でぶどうを買って食べ比べるのは楽しいですよ。

 

信州の秋は実りの秋です。

栗の木

 

小布施へ朱雀を食べに行ったんですけど、やっぱり朱雀は観光客向けです。

 

話題性もあって知名度抜群ですからわざわざ食べに行きましたけど、地元の人間としては、これだけじゃ満足しません。

 

やっぱり地元で有名な栗菓子っていうものがあります。ぼくがおすすめする小布施の名店を紹介します。

 

桜井甘精堂で売ってるカップの焼き栗は小布施産でおすすめです

 

カップに入った焼き栗

 

まずは手軽に栗をそのまま食べられる焼き栗です。桜井甘精堂の駐車場で毎年焼き栗をカップに入れて売ってます。

 

なんと嬉しいことに、おまけで焼き栗を袋に入れてもらいました。「サービスで入れておきますね!」と女性の店員さんが笑顔でゴロゴロと8個も入れてくれました。これで300円は安い!お買い得な地元産栗です。

 

小布施の栗100%ですか?と尋ねたところ、100%小布施産を保証します!とのこと。嬉しいですね、やっぱり地元産の栗をまずは食べたいです。

 

焼き栗をむいたところ

 

形は少し小ぶりです。決して天津甘栗のような甘さはありませんが、しっかりと栗の味がします。できたてはホカホカです。

 

せっかく小布施に来たのなら、どこで採れたのか分からないようなシロップ漬けの栗が入ってる味麓庵の甘い福栗焼きを食べるよりも地元産の栗を食べてください。

 

なんと言っても松仙堂がおすすめです

 

松仙堂の栗菓子

 

そして最後はお決まりの松仙堂です。ここは地元の人が栗菓子を買うお店です。

 

松仙堂は小布施産の栗を100%使用しています。味は観光客向けの甘いだけの栗菓子とは一味違います。

 

今回松仙堂で買ったのは、栗きんとん、栗ようかん、栗かのこどら焼き、栗まんです。9月に実家へ帰るのでお土産として持っていきます。

 

松仙堂は小布施の中心地から少し離れたところにあるので観光客は滅多に来ません。栗林の中にたたずむ民家です。観光客で賑わう小布施のお店と比べるとほんとひっそりとしています。

 

松仙堂の栗きんとん

 

こちらが松仙堂の栗きんとんです。この栗きんとんはどこへお土産で買っていって評判いいんです。素朴な栗の味わいが楽しめます。

 

小布施に来て地元の栗を食べないのは、富山へホタルイカを食べに行ったら実は青森産だった!みたいな感じですね。青森産のホタルイカが決して美味しくないワケじゃないですけど、やっぱりその地の名産を食べたいものです。

 

小布施堂の栗おこわも美味しい!

 

栗おこわ

 

松仙堂の栗おこわは予約をしないと買えないので、今回は小布施堂の栗おこわを買いました。

 

うーん、これもなかなか美味しい!小布施産の栗がゴロゴロと入っています。砂糖で味付けがされているわけでもないので栗が甘いわけではありません。色も決して良いわけでもありません。素朴な栗の味わいを楽しめます。

 

桜井甘精堂で買ったカップの栗も、翌日白米に混ぜて食べたんですけど、美味しかったですよ。この食べ方も超おすすめです。

小布施堂の朱雀

 

テレビ東京系列の番組で紹介されて、あっという間に全国的にその名が広まった小布施堂の朱雀を食べに行ってきました。

 

毎年秋の栗の収穫時季だけここ小布施でしか食べられない朱雀ですが、2018年は9月15日からスタートしました。

 

栗の収穫時期だけの期間限定、当然ですが栗の収穫にあわせて数量も限定、東京や大阪などでは食べられず、ここ小布施堂の本店と本宅以外では食べられないという様々な希少性が重なって一躍大人気になりました。

 

テレビで紹介されたのが2015年ですから既に3年は経っています。それでもまだこれだけ人気あるなんてテレビの影響力ってスゴいですね。もちろんお金を払った上でのPRであることは間違いないんでしょうけど…。

 

しかもテイクアウトも出来ずここで食べるしかありません。わざわざ信州の山奥の小布施町まで来て食べるしかないという超レア商品なんです。

 

10:30に来て、14時予約の朱雀券をゲット!

 

朱雀券

 

この日は平日だったんですけど、午前10:30に小布施堂に到着して、予約がとれたのが午後2時でした。最終が午後2:30ですから多分ギリギリだったと思います。

 

その場で1食1,500円を払って朱雀券をもらいます。

 

まだ朱雀ははじまったばかりだったのでなんとか間にあいましたが、もうしばらくしたらとても10:30じゃ予約は取れないと思います。

 

とにかく朱雀は大人気商品です。以前数年前に朱雀を食べに来た時は土日でも少し並ぶ程度で食べられたんですけどね。今は早朝から観光客が大行列を作ります。

 

土日ともなると大挙押し寄せて早朝から行列ができます。朝5時から行列ができて朝7時には予約完了になる日もあるといいますから驚きです。

 

何も知らない人が小布施堂へ昼ぐらいに来て「あのぉ、朱雀を食べたいんですけど…」と店員に聞いてる光景を頻繁に目にします。

 

店員から混雑ぶりを聞いて予約困難であることを知ると「ひえ~そうなんですね!!」と驚いて愕然として帰っていきます。

 

朱雀を食べる予定で小布施へ観光に来る人!よほど覚悟を決めて早朝から来ないと食べられませんよ!

 

平日なら8時くらいならなんとか間にあうかもしれませんが、土日祝日ともなると朝6時には現地に到着して並ぶ必要がありそうです。早い人で5時から並んでいます。

 

とにかく朱雀の予約は非常に困難です。食べたい人は早朝から並ぶ必要があります

 

3時間待って古めかしい木造の本宅で朱雀を食べることに

 

小布施堂の本宅

 

築100年ほどは経っていそうな古い古民家で味わいます。2階もありますが、階段が急なのでお年寄りや足が不自由な人は困難です。

 

全席畳張りでイスなどはありません。ここで正座するかあぐらをかいて朱雀をいただきます。

 

朱雀の全体

 

待つこと約10分、ようやく朱雀が目の前に現れました。

 

色はあくまでも天然の栗の色をしたまさに「栗色」です。その場で栗を絞っているので粉っぽさがあるワリにはほとんど乾燥していません。

 

しかし、数分もすれば乾燥してひび割れてパサパサになってきそうなことは容易に想像できます。それで朱雀はこの場で食べるしかないんですね。

 

運んできた女性の店員に聞いたんですが、本日は地元小布施産の栗100%だということです。日によっては小布施以外の栗を使うこともあるということです。

 

やっぱり味云々と言う前に、地元小布施の栗を食べたいですよね。本日はとりあえず小布施産栗100%ということを信じていただきます!

 

味は単調なので食べてると飽きてくる

 

朱雀の断面

 

朱雀を実食!味は決して「めっちゃ美味しい!サイコー」というワケではありまさえん。

 

小布施の栗は基本的にあまり甘くありません。その味を忠実に出しているようで、とにかく天然の栗の味しかしません。甘いパンケーキなどのスゥイーツを食べ慣れている人にはおそらく物足りないでしょう。

 

パサッとして粉っぽい感じがしますが、それが飲み込みづらくて食べ続けるのが苦しく感じられることもあります。しかも結構な量です。単調な味の連続で、食べてると次第に飽きてきます。

 

そのため周りを見ていると意外と残す人が多くいます。せっかく並んで食べたのにもったいないですね。

 

朱雀の中心部分には栗の餡が入ってますが、これが異常なほど甘い!おそらく砂糖が入っていると思いますが、これは飽きさせないためのアクセントですね。甘みの少ない周りの栗と一緒に食べると飽きずに最後まで食べ続けることができます。

 

感想としては栗本来の味を楽しめることができて満足です。周りのモンブラン状になっているところは、とにかく栗の味しかしません。

 

小布施の観光シーズンははじまったばかりで観光客もまばら

 

小布施のバスターミナル

 

ここは観光バスを停めるターミナル付近になりますが、まだ秋の行楽シーズン前で車も人もまばらです。

 

10月の連休ともなると付近は大渋滞になります。少し歩けば駐車場はいくつかあるので車で来てもほぼ大丈夫ですが、訪れる人はそれなりの覚悟が必要です。とにかく多くの人で賑わいます。夏の軽井沢みたいになります。

 

冬はガラガラでほとんど人なんていないんですけどね。

 

田舎では珍しい芸能人と遭遇!一緒に記念撮影

 

レッド吉田さんと記念撮影

 

歩いていると芸能人と遭遇!レッド吉田さんです。おそらく取材で来られていたんでしょうね。朱雀の取材にでも訪れたんでしょうか?

 

とっても感じの良い方で一緒に写真を撮ってくださいました。背がスラーッと高く、スーツがとってもお似合いのカッコいい男性でした。

 

ホント、ホント、ありがとうございます!田舎ってなかなか芸能人と遭遇する機会なんてないんで、なんかメッチャ嬉しく気持ちの良い一日でした!

 

飯塚果樹園のシャインマスカット

 

最近テレビで話題になっている長野県産のぶどうがあります。

 

それは飯塚果樹園のぶどうです。ぶどう一房5,000円するとかしないとか…とにかく一粒が信じられないほど大きくて甘くて、今までのぶどうの概念をひっくり返すんじゃないかっていうくらいの出来栄えだそうです。

 

一度食べてみたいと思って飯塚果樹園に直接電話をしたこともあります。しかし、電話の事前予約が殺到していてぶどうシーズンのはるか前の春頃にもかかわらず購入することはできませんでした。

 

実物を見ることもなく予約だけでいっぱいになるなんてスゴいですね。台風の影響で採れなかったらどうするんでしょうか?

 

 ツルヤ並柳店で飯塚果樹園のぶどうを発見!

 

飯塚果樹園のシャインマスカット

 

その飯塚果樹園のぶどうが、なんとツルヤに並んでいました!限定品だということです。

 

見つけたのはツルヤ並柳店です。いつも行く渚店では見かけたことはありません。並柳店だけの限定品なんでしょうか???

 

値段は一房965円(税込み)です。5,000円くらいすると聞いていたんですけど、それに比べるとかなり安いです。

 

足を止めて見入っている人も多く、買っている人もいました。やっぱり知名度があるからなんでしょうね。

 

ぼくもついつい買ってしまいました。冷蔵庫に以前買ったシャインマスカットがまだまだ残ってるんですけどね。

 

こういう限定品に弱いですよね。うまい商法です。

 

さっそくシャインマスカットを実食!

 

飯塚果樹園のシャインマスカット

 

さっそく家に帰って一房食べてみます。

 

大きさ、ツヤ、見た目は普通にツルヤで売ってるシャインマスカットとかわりません。この時点で、ちょっと期待はしぼんでしまいました。

 

味はというと…うーん、はっきり言って味は普通のシャインマスカットと変わらないかな…甘みは普通にツルヤで売ってるシャインマスカットと同じです。

 

香りが若干あるかなぁ…っていうくらいです。

 

飯塚果樹園のぶどうのレベルが思ったほど高くないのか、あるいは普通のぶどうのレベルが高いのか?

 

いずれにせよ感動どころか、大して味はかわりませんでした。

 

100gあたりの単価を比べると、飯塚果樹園は199円、ツルヤの通常のシャインマスカットは179円です。一房にしても100円程度しか違いません。

 

値段も同じくらいなので味も同じくらいでした。

 

よーく見ると「飯塚グループ」「飯塚ぶどう研究会」?

 

飯塚ぶどう研究会のシャインマスカット

 

パッケージをよーく見ると、飯塚果樹園とはどこにも書いてありませんでした。

 

「飯塚グループが生み出す…飯塚ぶどう研究会」ということです。うーん、微妙な表現ですね。飯塚グループですか…

 

これは飯塚果樹園の知名度を利用した便乗ぶどうですね!!!

 

と、まぁ少し期待ハズレだったシャインマスカットでしたが、値段もソコソコ変わらなかったので、ヨシとしましょう。

 

高速道路のサービスエリアや信州各地のJRの売店、デカい観光客相手のお土産屋さんにいくと必ず置いてあるお土産があります。

 

それはアルクマそばです。正確には「信州アルクマそば」といいます。信州のイメージキャラクターでもあるアルクマを全面にイメージしたインスタントそばです。

 

信州といえばそばですからね。買おうか買うまいか迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。目に入ると誰もが少しは気になるはずです。ぼくもずっと気になっていました。

 

会社のおみやげは、雷鳥の里かアルクマそばか…迷われた方も多いのでは?

 

結局会社には雷鳥の里を買っていって箱を回して配って、少し仲が良い同僚にはアルクマそばを一人1個ずつ配る…そんな光景が目に浮かびます。

 

今回気になっていたアルクマそばを、半分ほど生粋の信州人と化したぼくが実食します!これから購入する信州のおみやげに迷っている方は参考にしてくださいね。

 

麺には信州産の粗挽きそば粉を100%使用

 

 

このアルクマそば、どこの店へ行っても1個216円(税込み)で販売されています。値引きして売られているところは見たことがありません。

 

完全なおみやげ品であるということです。信州人が家庭で食べることはまずありません。

 

アルクマそばの包装紙を見てみると、信州産の粗挽きそば粉を100%使用しており、そこに国産小麦粉を加えて打ち上げた、と書いてあります。地元の素材にこだわったそばだということです。

 

地元の大学と企業が共同して開発した逸品

 

アルクマそばは地元では有名な(全国的にはそうではありませんが)松本大学とあづみ野食品が共同して開発したということです。

 

調理方法を見ると、ザルではなくかけそばにして食べるということで説明書きもされています。

 

うーん、少し迷いましたが、ここは正当なそばの食べ方でもある「ざる」にして食べてみたいと思います。

 

 

袋から出したそばと添付のつゆです。

 

インスタントラーメンのように麺が縮れています。見た感じは完全にそばの乾麺ですね。

 

かなり固いです。この状態でそばの香りはほとんどしません。

 

アルクマそば

 

3分茹でてザルに盛ってみました。

 

今回のために100円ショップで専用のザルを購入しておきました。なんとなく見栄えがいいですよね。

 

はいよ、ザル一枚上がったよ!サッサと食いな!って江戸っ子じゃないんで、ここはゆっくりスローペースで食べることに。

 

 

濃くもなく薄くもなく標準的なそばの色です。ただ、縮れすぎているような気がします。

 

そばの色をしたインスタントラーメンみたいです。美味しいおそば屋さんのそばはこんなに縮れてはいません。

 

ところどころに黒いそばの粉が見えます。見た目にはかなりこだわりがあるのではないでしょうか。

 

うーん、どう見てもこれじゃまるでラーメンです。

 

松本で有名な女鳥羽の泉で汲んできた水でつゆを割ってみました

 

 

つゆは、なんと善哉酒造で汲んできた「女鳥羽の泉」でわりました。美ヶ原高原を源とする松本では超有名な湧き水です。時々ウォーキングへ行ったついでに汲んできます。

 

これなら美味しいでしょ!

 

いざ、実食!… …ズルズル…

 

うーん、決して美味しいとはいえませんね…ざるそばにしたからいけないんでしょうか…

 

つゆは美味しいです。よく出汁がきいていて、甘みもあって好きな味です。

 

けれど麺は、イマイチかなぁ…さすが信州のそば!っていうワケではありません。

 

小麦粉が多いせいか歯ごたえも少なく、噛むと簡単に切れてしまいます。これはインスタントラーメンの麺と同じですね。

 

コシはほとんどありません。茹ですぎでしょうか。おそらく茹で時間を短くしても、麺のコシはないと思います。これは想像ですけどね。

 

一度油で揚げた麺を再度茹でるのと同じですから、麺が崩れやすいんだと思います。

 

 

最後は、お決まりのそば湯です。ここまでやらないとそばを食べた気がしませんね。茹で汁をつゆに足します。

 

油で揚げた麺だけあって油が一面に浮かぶのが気になります。普通のそば屋さんなら決してこういうことはありません。

 

かけそばにして食べれば気にならないと思います。今回メーカーの調理方法を無視してざるそばにして食べたのが間違ってるのかもしれませんね。

 

そばの湯で汁をつゆに入れて飲みます。味は悪くはありません。つゆはやっぱり合格点以上だと思います。

 

あまりおみやげには向かないような…

 

ちょっとおみやげには向かいないような…ぼくがおみやげで買っていったら、信州そばのレベルを疑われそうです。

 

まぁ、半分冗談っぽいおみやげにはいいかもしれませんけど、おみやげのそばとして買っていくのはどうかと思います。

 

値段も1食分のインスタント麺にしては安くありません。これなら地元のスーパーでそばの乾麺を買った方がよさそうです。

 

いつの日か販売終了にならなければいいんですが。