茂田井宿
人も少なくゆっくりと散策できる宿場跡
茂田井宿(もたいしゅく)あるいは茂田井間の宿(あいのしゅく) は佐久市と立科町にまたがる中山道の望月宿と芦田宿の間にある宿場町です。
旧中山道沿いだけではなく路地裏にも蔵や古民家が多く残り、美しく風情のある町並みが続きます。
あまり知られていませんが、実は見応えのある宿場町です。
エリア | 人気度 | おすすめ度 | |
佐久地域 |
現地アクセスの目安時間
公共交通機関 | 佐久平駅から30分(バス) |
自動車 | 佐久中佐都ICから20分 |
路線バスも走っていますが、本数も少なくあまり現実的じゃありません。
動画で詳しく紹介します
宿場と宿場の間にあった休憩処
茂田井宿は、宿場町といっても旅人が泊まる旅籠などはなく、望月宿と芦田宿の間にある休憩処としての機能を果たしていました。
そのため茂田井「間の宿」と呼ばれていました。間の宿は、江戸時代の主要街道で発達した施設で、宿泊は禁止されていました。
茂田井宿には、お隣の望月宿や芦田宿、さらには塩名田宿よりも多く江戸時代の町並みが残ります。
茂田井地方は良質米の産地として有名で、街道沿いには元禄時代から続く大澤酒造と武重酒造の造り酒屋があります。
さらには古い土蔵、民家、用水路など、昔の面影が色濃く残ります。
幕末の文久元年(1861)11月7日には仁孝天皇の第8皇女である和宮親子内親王が14代将軍徳川家茂の元へと嫁ぐ際、茂田井宿も行列が通過たという記録が残っています。
茂田井宿の基本情報
住所 | 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | ありません |
定休日 | 無休 |