水色の時道祖神
水色の時道祖神は、NHKの朝の連続テレビ小説「水色の時」(1975年4月~19月)の放送で使うために製作された道祖神です。当時まだ新人の大竹しのぶさん(当時17歳)が主演しています。あどけない笑顔がとても印象的です。
放送終了後、彫像者須藤賢氏の厚意によりこの地に設置されました。
エリア | 人気度 | おすすめ度 | |
松本地域 |
現地アクセスの目安時間
自動車 | 安曇野ICから15分 |
動画で詳しく紹介します
道祖神とは?
道祖神(どうそじん)ってみなさんご存知でしょうか?道祖神とは、村境、峠などの道の傍らにある石像で、疫病や悪霊の侵入を防ぐ神です。
安曇野は道祖神の数が日本一だそうで、市内の道路わきのいたるところに祀られています。その数なんと約400体と言いますから驚きです。これは市町村単位での数が日本一だということです。
同じく松本市内にも約370体の石像道祖神があるということなので、安曇野と松本が圧倒的に道祖神信仰が盛んな地だと言えます。
そんな道祖神の中で最もポピュラーな道祖神のひとつが、北アルプスを背景にひっそりとたたずむ「水色の時道祖神」です。
安曇野では、その他に「情念道祖神」「おひさまの道祖神」なども有名です。
放送当時の平均視聴率は驚きの48.7%
「水色の時」の放送当時の平均視聴率は40.1%、最高視聴率は48.7%といいますから当時の人気の高さがうかがえます。昭和天皇がこの作品を大変気に入り、毎回かかさず見ていたというエピソードも残っています。
水色の時をリアルタイムで見た記憶がある方は、おそらく昭和40年代以前に生まれた方でしょう。既に45年以上が経過しているため、人々の記憶もすっかり薄れているようです。今ではここを訪れる人もほとんどいません。
大王わさび農場から歩いて10分ほどの場所にあります。「懐かしい!」と思われる方は是非お立ち寄りください。
水色の時道祖神の基本情報
住所 | 長野県安曇野市穂高 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場6台ほどあり |
定休日 | 無休 |