女神湖

女神の銅像

女神湖(めがみこ)とは、長野県立科町にある湖で、もともと農業用に建設された人造湖です。蓼科山から北西方向に約4キロメートル離れた地点に位置します。

かつては手つかずの自然が残る神秘的な湖だった女神湖。遊び場や桟橋、貸しボートなどを整備して観光客を誘致しましたが失敗。周辺には廃ホテルが・廃飲食店が点在します。

長野県の佐久地域エリア人気度おすすめ度
佐久地域

現地アクセスの目安時間

自動車諏訪ICから90分
混雑状況によって変わります。

詳細なアクセス手段については白樺高原への交通のご案内 | 信州たてしな観光協会をご覧ください。

動画で詳しく紹介します

周囲2kmの農業用のため池

女神湖の名前の由来は、蓼科山が別名を女神(めのかみ)あるいは女ノ神山と言われることからきています。ビーナスラインも女神山の名に由来します。

湖畔に立つ女神像は、昭和44年9月1日、女神湖のシンボルとして建立されました。

女神湖の湖面の標高は1,540メートル、周囲1.5キロメートル、水深は平均4メートルほどで大きな「池」といった感じです。もとは赤沼平と呼ばれた湿原をせき止めてできた周囲2kmの農業用のため池です。

実はこの辺りにある蓼科湖、白樺湖、そして御射鹿池(みしゃがいけ)はすべて農業用のため池です。

周辺はシラカンバ(白樺)やカラマツの天然林が広がります。初夏になるとレンゲツツジが満開になります。8月には白樺高原花火大会が開催されます。

近年はパワースポットとしてもPRしているようですが、ちょっと当てつけのような気もします。特にそういったいわれとなるような神社や仏閣などは存在しません。

近年は廃墟感が漂う寂しい観光地

残念ながら白樺湖とともに周辺は寂れた昭和感が漂っています。途中、女神湖へ向かうメインストリートの両側に並ぶカフェ、お土産店なども、どこが営業しているのか分からない程度に閑散としています。

女神湖では貸しボートやカヌーも楽しめます。ただ、白樺湖から若干離れているため訪れる人はまばらです。利用する人も少ないです。

清里を思い起こすようなちょっとした商店街もありますが閉鎖している店が多く、廃墟店舗街となりつつあります。

また、大型ホテルや保養所の廃墟も近年目立つようになりました。

女神湖の基本情報

住所長野県北佐久郡立科町大字芦田
入場料無料
駐車場無料駐車場あり
定休日無休
公式HP女神湖/立科町
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