大町山岳博物館付属園

目の上が赤いライチョウ

ライチョウ(雷鳥)は、コウノトリやトキのように国の特別天然記念物に指定されており、絶滅する可能性が高い絶滅危惧1B類(環境省レッドリスト)に指定されている鳥です。

そんな珍しい滅多にお目にかかれない鳥を、大町山岳博物館付属園では至近距離で観察できます。

長野県の北アルプス地域エリア人気度おすすめ度
北アルプス地域

現地アクセスの目安時間

自動車安曇野ICから50分
※乗り継ぎ時間・混雑状況によって変わります。

詳細なアクセス手段については交通アクセス | 利用案内・情報 | 大町山岳博物館をご覧ください。

動画で詳しく紹介します

博物館は有料ですが付属園は無料です

大町山岳博物館は、山岳に関する資料を展示している博物館です。山道具や動物の解説が充実してます。博物館の建物は、山岳映画「岳」に警察署として登場します。

この辺りは標高も高く、2階の喫茶からの後立山連峰が素晴らしい眺めです。

館内には大町付近にいる動物の剥製がたくさん置いてあります。2階では、さらにニホンカモシカとライチョウについて詳しく触れています。3階は展望室です。1階にはお土産屋兼カフェです。

お土産用のライチョウのぬいぐるみが人気のようです。

この博物館に併設しているのが大町山岳博物館付属園です。ここでは、平成28年度から国の特別天然記念物であるライチョウの飼育を再開始し、その飼育・繁殖技術の確立を目指しています。

ライチョウは、自然環境が厳しい標高2,400メートル以上の高い山に生息します。

1980年代の調査では約3,000羽が生息していると推測されていました。しかし、2000年代の調査で約1,700羽まで生息数が減っていると推定され絶滅が危惧されています。

私が訪問した際は、新ライチョウ舎は既にありましたが、残念ながら非公開でした。日本種に近いと言われるスバールバルライチョウは見られました。

飼育に万全を期すため、いつもライチョウを公開しているわけではないようです。

大町山岳博物館付属園の基本情報

住所長野県大町市大町8056-1
営業時間9時〜17時(夏季)、10時〜16時(冬季)
入場料無料(博物館は有料)
駐車場無料駐車場あり
定休日毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌日休館)、祝日の翌日、年末年始
公式HP大町山岳博物館
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!