旧開智学校
注意!旧開智学校は令和6年秋まで工事中、入場できません
松本市には国宝が2つ存在します。一つは松本城、そしてもう一つがこの旧開智学校です。
明治9年に完成した開智学校は、なんといっても擬洋風建築の美しさが特徴です。「擬洋風建築」とは、文明開化の時代を象徴する洋風とも和風ともいえない不思議な建築様式です。
エリア | 人気度 | おすすめ度 | |
松本地域 |
現地アクセスの目安時間
公共交通機関 | 松本駅から30分(バス) |
自動車 | 松本ICから30分 |
詳細なアクセス手段については国宝旧開智学校校舎 | 新まつもと物語をご覧ください。
動画で詳しく紹介します
長野県民が教える役立つ情報
旧開智学校は、明治6年(1873年)5月6日、筑摩県筑摩郡南深志町一番町(現在の松本市中央2丁目)、女鳥羽川沿いにあった全久院廃寺の建物を利用して開校しました。
設計したのは地元の大工の棟梁立石清重です。全く西洋建築の知識がなかったのにもかかわらず、全国を赴き情報を集め、それをもとにここまでの校舎を完成させたといいますから驚きです。
その3年後となる明治9年4月に現在の校舎が完成し、昭和38年(1963)3月まで90年近く松本市立開智小学校の校舎として使用され続けました。わが国で最も古い学校の一つです。
校舎は何度も水害などの被害にあいましたが、児童や教員、地域の人々に大切に守られ続けました。
なお、現在の場所に移築されたのは昭和38年になります。
令和6年秋まで内部には入れません
残念ながら、現在(2023年10月)旧開智学校は耐震工事のため休館中です。内部には入れません。
令和6年秋以降の開館を予定しています。建物内部の工事なので、外観は普通に見られます。
旧開智学校の基本情報
住所 | 長野県松本市開智2-4-12 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
入場料 | 有料 |
駐車場 | ありますが少ないです(約10台) |
定休日 | 3月から11月までの第3月曜日、12月から2月までの月曜日、12月29日から1月3日まで。※月曜が祝日の場合は翌日 |
公式HP | 旧開智学校 |