鐘の鳴る丘集会所

ラジオドラマの舞台となった鐘の鳴る丘集会所

鐘の鳴る丘集会所は、NHKラジオドラマ『鐘の鳴る丘』のモデルになった建物です。

『鐘の鳴る丘』は、戦後間もない1947年(昭和22年)から1950年(昭和25年)まで放送されました。戦後の混乱期を経験している方であれば涙が出るほど懐かしむでしょう。

長野県の松本地域エリア人気度おすすめ度
松本地域

現地アクセスの目安時間

自動車安曇野ICから40分
※混雑状況によって変わります。

動画で詳しく紹介します

実は赤線宿の跡

NHKラジオドラマ『鐘の鳴る丘』とは、戦争により両親や家を失った戦災孤児たちが街にあふれていた時代、信州の山里で共同生活を始めた戦災孤児達が明るく強く生きていくさまを描いたドラマです。

日本全体が暗く苦しかった時代、大人子供を問わず多くの人の共感を呼び、大ヒットドラマとなりました。

この建物は、大正時代までは、温泉旅館として使われていました。実は長野市内において赤線宿(遊郭)として使われていたそうです。

その後、1946年(昭和21)に青少年たちの更正施設「鐘の鳴る丘」有明高原寮として利用されるようになりました。

1980年(昭和55)に取り壊しになるところを旧穂高町が譲り受け、現在の安曇野市穂高郷土資料館の敷地内に移転し、復元しました。

現在は青少年の研修施設として利用されていますが、見た感じでは使われている様子はありません。おそらく数年間は使っていないでしょう。

しかし、元赤線宿を青少年の更生施設として再利用するとは・・・このことについては地元安曇野市ではほとんど触れていません。私も地元の年配の方から最近(2021年5月)聞きました。

毎日10時、12時、15時には、ラジオ番組の主題歌「とんがり帽子」のメロディーが流れます。少し遅れて流れるので待っていましょう。

鐘の鳴る丘集会所の基本情報

住所長野県下高井郡山ノ内町大字平穏6845
入場料無料
駐車場無料駐車場あり
定休日無休
公式HP鐘の鳴る丘集会所 安曇野ロケーションガイド
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