霧訪山
山頂に広がる360度のパノラマ
初心者向け日帰り登山で人気のある標高1305mの霧訪山(きりとうやま)。山頂からは松本、伊那、諏訪地域が一望でき、360度ぐるりと見渡せます。さらに、南北アルプスや御嶽山、八ヶ岳、はるか遠くは妙高山などの山々も望めます。
4月末から5月にかけては可憐な紅紫色のオキナグサが登山者を迎えます。
エリア | 人気度 | おすすめ度 | |
上伊那地域 |
標高 | 1305m(登山口871m) |
歩行距離 | 約1.5キロ(片道) |
所要時間 | 上り60分、下り50分 |
駐車場 | 約15台分あり |
トイレ | 駐車場に簡易トイレあり |
実際に登ってみた感想
霧訪山山頂を目指すには、以下の登山ルートがあります。
- 小野コース
- 下西条コース(上がり70分)
今回登ったのは小野コースです。勾配がかなりキツイです。急な階段の連続なのでリタイアする人もいます。
小野コースは、霧訪山の南にあたる小野から登ります。「かっとり城跡」や「御嶽大権現の石碑」など歴史を感じる登山道です。
霧訪山の基本情報
動画で詳しく紹介します
霧訪山は、塩尻市と上伊那郡辰野町の境にある里山です。長野県を東から西へ連なる中央分水嶺の中ほどのなだらかな丘陵地に位置し、一帯は田んぼと畑に囲まれています。
小野コースの登山口へ行くには、まずは両小野(りょうおの)中学校(小学校と間違えないように!)を目指します。
古田晁(ふるたあきら)記念館を左手に見ながら前の道(153号線側)を数メートル走ると、霧訪山登山口の看板があります。そのまま看板通りに行けば駐車場です。
小野コースの駐車場は広く、15台程度は停められます。トイレは簡易トイレがあります。一度登りはじめると途中と山頂にトイレはありません。
ベンチなども数か所あるので休憩もとれます。山頂にもベンチはいくつかありますが机はありません。
山頂は比較的狭いので、ゆっくりと休憩するには適してないかもしれません。
なお、霧訪山の山頂では地元の方たちの手厚い保護のもと、絶滅危惧種に指定されているオキナグサが見られます。このオキナグサを目当てに霧訪山に登る方も多いようです。
なお、下西条コースから登ると、季節によっては水芭蕉、ワチガイソウ、イワウチワ、カタクリなども見られます。