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【乗鞍高原】日本最大級の規模を誇る水芭蕉の群生地は一見の価値あり

乗鞍高原とまいめの池

乗鞍三滝などの名所もある

乗鞍高原は北アルプス南端にあり、中部山岳国立公園に位置する高原です。

夏から秋にかけては乗鞍登山、冬はスキーを目的とする観光客が多く訪れます。

また、複数の温泉が湧出しているため、旅館、ホテル、民食、ペンション、国民宿舎など100件以上の宿泊施設があり、一帯に温泉地を形成しています。レストラン・そば店・お土産屋・貸しスキーなども点在します。

近くには乗鞍三滝(番所大滝、善五郎の滝、三本滝)、日本有数の水芭蕉の群生地、池をともなう湿地帯などがあり、紅葉の季節になると多くのカメラマンが訪れます。

ただ、近年のスキー人口が減少により冬季の乗鞍高原は閑散としています。スキー客を目当てにした宿泊施設の多くは廃業を余儀なくされています。

乗鞍高原は、上高地の比較的近くにありますが、目玉となる観光が乗鞍岳登山なので一般の人はあまり訪れません。乗鞍高原温泉も人は少なくちょっと寂しい感じがします。

長野県民が教える役立つ情報

乗鞍高原の中央部にある「一の瀬園地」は、約60万m2にも及ぶ広大な湿地帯です。

園地内には季節によって水芭蕉(ミズバショウ)・リュウキンカ・スズラン・レンゲツツジなどの花々が群生します。

なんと言っても見応えがあるのが水芭蕉です。自生する水芭蕉としては日本屈指の規模を誇ります。一の瀬園地内だけではなく、道路脇や駐車場付近にも生えており、想像を超える規模の水芭蕉群生地となっています。

白樺やダケカンバの間を流れる小川に沿って整備された遊歩道からは雪を覆った乗鞍岳も一望できます。

5月頃にはニリンソウ、ショウジョウバカマ、6月にはスズラン、7月にはマツムシソウ、ヤナギランなども花も見ることができます。

動画で見どころを紹介

乗鞍高原の基本情報

住所長野県松本市安曇鈴蘭
アクセス公共交通機関
JR松本駅→松本電鉄「新島々駅」下車(30分)→アルピコバス(50分)
マイカー
長野自動車道「松本IC」→国道158号→前川渡を左折
※約40キロ、1時間以上
入場料無料
駐車場周辺に多くありますが、観光シーズンは混みます。
定休日無休
公式HPのりくら観光協会公式サイト
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