御嶽山霊神碑

御嶽山麓に広がる石碑群

御嶽山(おんたけさん)は、長野県木曽町・王滝村と岐阜県下呂市・高山市にまたがる標高3,067mの活火山で、古くから神聖な信仰の山であるとともに木曽を代表する山として親しまれてきました。

御嶽山の登山道や県道沿いには、おびただしい数の霊神碑が林立し非現実的な世界が広がります。

長野県の木曽地域エリア知名度おすすめ度
木曽地域

現地アクセスの目安時間

自動車塩尻ICから90分
※混雑状況によって変わります。

動画で詳しく紹介します

おびただしい数の霊神碑に圧倒される

山岳信仰の代表的な山として知られる御嶽山、神聖な領域に一歩足を踏み入れると、そこには息を呑むような空間が広がります。

御嶽山信仰の歴史は古く、平安・鎌倉・室町時代頃には山へ籠もって厳しい修行を行うことで悟りを得る修験道(しゅげんどう)の場として栄えるようになったと言われています。

当初、厳しい修行を重ねた者同士が集団で登拝することが風習となっていましたが、徐々に一般民衆に開放されるようになり、御嶽信仰は全国的な信仰へと広がっていきました。

御嶽信仰が一般に広く浸透すると、やがて霊神碑(れいじんひ)を建立する風習が盛んになります。

現在、登山道と県道沿いには2万基を超える霊神碑が林立しており、木曽御嶽山霊神碑群とも呼ばれています。

霊神碑はお墓ではなく、御霊(霊魂)を鎮めるための石碑です。

登山道(旧道)を歩いてみるとさらに多くの霊神碑を見ることができます。

御嶽山霊神碑の基本情報

住所長野県木曽郡木曽町三岳
入場料無料
駐車場道路脇に駐車
定休日無休
公式HP御嶽信仰と御嶽神社 | おんたけ王滝村
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