【千畳敷カール】
千畳敷カールとは、長野県駒ヶ根市と宮田村にまたがる中央アルプス宝剣岳の下に広がる氷河地形のことです。
ここは高山植物の宝庫として知られています。夏は色鮮やかな高山植物のお花畑が広がり、秋はダケカンバの黄色やナナカマドの赤色による紅葉を楽しめます。
一年を通して多くの人で賑わいますが、特に紅葉の季節になると混み合います。
エリア | 人気度 | おすすめ度 | |
上伊那地域 |
現地アクセスの目安時間
公共交通機関 | JR駒ヶ根駅から1時間以上(バス+ロープウェイ) |
自動車 | 駒ヶ根ICから1時間(菅の台バスセンターからバス+ロープウェイ) |
詳細なアクセス手段についてはアクセス | 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイをご覧ください。
動画で詳しく紹介します
千畳敷カールとは?
今からおよそ2万年前、地球全体が「氷河期」と言われる頃、この大地を覆っていた氷が氷河となって侵食・堆積作用を行うことで形成された地形が「千畳敷カール」です。
氷河の下部が地形をお椀型(U字型)に削り取ることで氷河地形(カール)ができました。 中央アルプスには、日本を代表する千畳敷カールの他、「濃ヶ池カール」「三の沢カール群」などの大小様々な氷河地形が確認されています。
バスとロープウェイを利用して山頂へ
千畳敷カールまで行くいは、菅の台バスセンターから先は一般の人はバスとロープウェイに乗り換えなければなりません。
バスとロープウェイのチケットは、菅の台きっぷ売場で往復分を全て購入するのが便利です。
ロープウェイの出発時間は、通常であれば30分おきですが、紅葉シーズンなどの繁忙期は約10分おきに臨時便が出ます。また、閑散期は一時間おきです。所要時間は、バスはおよそ30分、ロープウェイは7分30秒になります。
ロープウェイの終着駅「千畳敷駅」は、標高2,612mに位置する日本で一番高い場所にある駅です。ロープウェイを降りると目の前に千畳敷カールが広がります。
そこから、絶景のハイキングを是非お楽しみください。カール内の遊歩道は整備されており、普段着&スニーカーでも十分歩けます。約40分で一周できます。
さらに、登山装備をしていればその先の木曽駒ヶ岳の登山も楽しめます。別の動画で木曽駒ヶ岳の登山動画も載せる予定です。是非そちらもご覧ください。
長野県民が教える役立つ情報
紅葉シーズン(例年9月中旬~10月中旬)の期間中、土日祝日の天候が良い日は大混雑が予想されます。
混雑状況によっては、ロープウェイ上り下りそれぞれ最大2時間以上の待ち時間が発生します。
さらに、駐車場も早朝より満車になって空き待ちの長い行列ができます。
時間に余裕をもつか、平日に行くのがおすすめです。
千畳敷カールの基本情報
住所 | 長野県駒ヶ根市赤穂菅の台 |
営業時間 | 主催者サイトでロープウェイ・路線バスの運行時間を確認してください。 |
入場料 | 運賃・時刻表 | 中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイで確認してください。 |
駐車場 | 有料 |
定休日 | 時期によって運休日があります。 |
公式HP | 千畳敷カール|信州駒ヶ根ガイド|一般社団法人駒ヶ根観光協会オフィシャルサイト |